2017年11月25日(土)・26日(日) 幕張メッセ国際会議場 会長:土屋 文人 プログラム委員長:古川裕之

大会長挨拶

第12回学術集会開催にあたって

第12回医療の質・安全学会学術集会 大会長
一般社団法人 日本病院薬剤師会 副会長/
国際医療福祉大学 薬学部 特任教授
土屋 文人

会長:土屋 文人

いよいよ第12回医療の質・安全学会学術集会まで数日を残すのみとなりました。事前参加登録をなさった皆様、当日参加を予定されている皆様に、今回の学術集会について最終のお知らせを行いたいと思います。

本大会のメインタイトルは「医療の質と安全を支えるコミュニケーション」です。医療の質・安全を確保するためには、多職種間、あるいは医療関係者と患者さんとの間でいかにしてコミュニケーションの確保が基盤となります。現在の医療はチーム医療であることは大前提になりますが、その際にはチーム内でのリーダシップのあり方がとわれます。また、コンピュータの利活用が欠かせない現代において、医療の世界でもITをいかにしてうまく利活用するかが課題となります。また、ここ数年、特にAIが医療分野でどのような役割を果たすのかが話題となっております。そこでる本学術集会での特別講演は2名の先生をお招きしました。大会初日には浜松医科大学医学部附属病院医療情報部教授木村通男先生に「AIとITと医療安全」のタイトルで、大会2日目には明治大学公共政策大学院特任教授青山佾先生に「現代のリーダーシップとコミュニケーション」のタイトルで特別講演をしていただきます。

2日目の締めくくりとして大会長講演は「医療安全における『非まじめのすすめ』-聞いてもためにならないが、聞かなきゃ損をする話-」というタイトルで行います。この十数年間、医療関係者は医療の質・安全を確保するためにまじめにさまざまな努力を行ってきました。しかし、医療安全の確保は当たり前ですが、当たり前のことを行うことが一番難しいことも事実です。また安全を確保するためには、ヒトと金がかかることは当然なのですが、これもなかなかままならないのが現実です。正直な話、医療関係者は医療の質と安全の確保ということ閉塞感をもっているのではないでしょか。大会長講演では「医療安全における非まじめのすすめ」とい医療安全を別の視点から考えてみようという話をしたいと思っております。

また、今回の大会では教育セミナー(ランチョンセミナー)についても新しい試みを致しました。通常の教育セミナーの他に、展示コーナーで一定以上の広さを利用された企業には、新感覚教育セミナーと称して、展示の内容について説明をいただくことと致しました。また、これからの医療安全の基盤をなす医療情報について、参加者により知識を持っていただくために、保健医療福祉情報システム工業会(JAHIS)には電子カルテについて、ヘルスソフトウエア推進協議会(GHS)には同協議会の活動について、医療情報システム開発センターや医薬品医療機器総合機構からもそれぞれの活動内容に関する紹介をいただくことにしております。新感覚セミナーのお弁当については、大会が負担することとして、大会参加者が昼食難民にならないように配慮致しました。是非、従来の教育セミナー同様、新感覚教育セミナーに参加いただきたいと思います。

また、本学術集会では特別講演、大会長講演の他に19の公募企画、7つの本学会ワーキンググループ企画1つのプログラム委員企画が実施されますが、プログラム編成上どうしても、参加者が参加したい企画が重なってしまうということが起きることから、重なって聞くことができなかった企画については、大会参加者に限定して、大会終了後半年間事後的に情報収集ができるように、企画者から許可が出た企画については、会場でパワーポイントの録画を行います。企画者の許可を得たものという条件はつきますが、大会初日に録画が行われる企画についてお知らせしたいと思います。

参加の皆様にとって、本学術集会に参加したことが、日常業務における医慮の質・安全の確保に少しでも寄与できることを願っています。

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