2012年7月14日(土)~15日(日) 大宮ソニックシティ

会長挨拶

第18回日本心臓リハビリテーション学会学術集会を2012年7月14日(土)・15日(日)に、大宮ソニックシティにおいて開催することとなりました。本学術集会を主催させていただきます事を大変栄誉に存じます。

今回の学術集会は「IPWによる包括的心臓リハビリテーションの推進」をメインテーマとしました。IPWとはinterprofessional work(多職種協働)を意味し、複雑多様化した医療に対して専門家集団が各々の領域の技術を提供し、多職種カンファレンスを通じて情報共有していこうという概念です。この概念を心臓リハビリテーションの世界に取り入れ、新しい潮流を生み出していこうと考えています。本学会には心臓リハビリテーション認定指導士という職種を超えた資格があります。認定指導士を取得することにより、専門家集団の間で知識や用語の共有化が図れ、IPWによる患者中心医療の実践が可能となります。今回の学会では行政をも交えたIPWによる行動変容や甚大な被害をもたらした東日本大震災避難所でのIPWの実際など、医療機関の内外を問わないチーム医療に関するディスカッションの場も提供していきたいと考えています。

今、日本の医療体系は大きな変革期にあります。医師不足や看護師不足、超高齢社会への突入により医療制度のあり方に変化がみられています。そんな中、循環器診療に従事する我々は急性期医療から回復期リハビリテーションのみならず、予防医学の進歩や複数の疾患を抱えた高齢者の維持期リハビリテーションにも注視していく必要があります。今後、様々な臨床の場において包括的医療としての心臓リハビリテーション医学の役割は益々大きくなって参ります。本学術集会がそのような心臓リハビリテーションの普及と向上に少しでも役立てるよう精一杯準備して参りたいと存じます。

さらに、本学会が学会員ばかりでなく一般の方にも有意義なものとなるよう、市民講座なども企画し、情報を発信してゆきたいと考えています。

最後に、さいたま市大宮は非常にアクセスのよいところです。新幹線を利用すれば東京駅からは25分、仙台からは1時間20分、新潟からは1時間40分、長野からは1時間です。東北新幹線にはあらたに“ハヤブサ”も導入されました。

また霊験灼かな氷川神社をはじめ鉄道博物館、盆栽美術館、緑あふれる大宮公園などがあり、少し足をのばせば小江戸と呼ばれる川越の古い街並みも見ることができます。

来年7月に皆様と大宮でお会いできることを楽しみにしております。

このページのトップへ戻る