| 第20回日本心血管画像動態学会にあたって テーマ : 「画像と機能の調和」 |
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| 第20回日本心血管画像動態学会 会長 高沢 謙二 (東京医科大学八王子医療センター) |
この度、第20回日本心血管画像動態学会を平成22年1月15日(金)、16日(土)の2日間にわたり東京コンファレンスセンター・品川で開催させていただくことになりました。大変光栄に存じますと同時に責任の重さを痛感しております。平成12年に第1回が開かれましたが私は、その前年まで日本冠内圧研究会の事務局代表を務めておりました。それとともに血管内イメージング研究会にも属しておりましたが、本学会前理事長の山口徹先生から両者を一緒にしてさらに画像と動態についてより詳細な検討を行う学会、そして放射線科の方々にも参加していただき、より学術的、国際的な学会にしようというお話がありました。私もすぐに賛同し、その後は理事長ならびに会員の皆様方のご努力で今日のような大きな学会に発展してまいりました。今回は第20回で本会設立の原点に戻って「画像と機能の調和」をメインテーマとさせていただきました。
画像診断の分野は著しい進歩を認めており、特にマルチディテクターCTの登場によりこれまで侵襲的な心臓カテーテル検査が診断の中心であった虚血性心疾患では、非侵襲的に検査可能となり患者さんにも多大な利益をもたらす様になりました。また、冠動脈インターベンション治療においても画像診断ではIVUS・VH-IVUS・IB-IVUS・OCTなどの進歩によりVulnerable Plaqueなどの診断も可能と成り、心臓MRI領域では再灌流療法後の心筋Viabilityの評価などが可能となりました。機能診断の分野でも進歩は著しく冠動脈血流速や冠動脈灌流圧の計測により冠動脈インターベンション治療の適応やエンドポイントの判断はもとより冠微小循環の評価や予後評価も可能になっております。これらのモダリティの活用で質の高い治療が患者さんに提供できる様になってきておりますが、日常診療では個々の分野のみでの活用が目立っております。そこで、この進歩した画像診断と機能診断のモダリティを調和させ、より高度で良質な医療を提供できるように皆様と共に討論して行きたいと考えております。
日進月歩の画像診断と機能診断について最新の知見と情報ならびに技術を共有しあえる会となるよう、またそれぞれの専門についても積極的に学べる会となるよう努力いたします。一人でも多くの方々にご参加いただけますよう心からお願い申し上げます。
