2013年4月25日(木)~27日(土)京王プラザホテル

会長挨拶

会長:赤石誠

第24回を迎える日本心エコー図学会学術集会は2013年4月25日(木)から27日(土)の3日間、京王プラザホテルで開催されます。今回のテーマは、「より新しく、より美しく、信頼される心エコーへ」といたしました。

より新しく

心エコー図には、多くの人類の科学技術の叡智が結集されています。常に新しいエコーの世界を模索しています。この新しい技術によりもたらされる世界は、時に私たちに戸惑いを与え、理解不能な世界へ連れて行かれるのではないかという未知の不安を与えます。しかし、新しい技術は私たちが今まで見えなかったものを見えるようにしてくれている可能性があることを認識しなくてはなりません。

より美しく

心臓は、常にダイナミックに動いています。その動きを動画で表現するのも心エコー図、静止画で表現するのも心エコー図、そして数値化するのも心エコー図です。私たちはその動きを記録する写真家あるいは動きを表現する画家と言ってもよいかもしれません。そこに単なる画像診断ではない心エコー図の神髄があります。そして、画である以上、美しくきれいであることが要求されます。

信頼される心エコー

今や、心エコー図は、循環器病の臨床においてなくてはならぬ基本的で標準的な診断技術です。放射線被曝のリスクもなく、診療単価が安価で医療経済上も有用であることが広く認められています。循環器内科医のみならず、小児科医、麻酔科医、心臓外科医、一般内科医がその情報を有効に利用し、患者の診療に役立てています。私たちは、信頼される心エコー図を作る責務があります。その信頼を得るためには、エビデンスを集め議論し(研究)、合意の形成をはかることが重要です。さらにその結論を、速やかに多くの実践者に伝えて理解してもらうこと(教育)が肝要です。日本心エコー図学会学術集会は、まさにそのミッションの中央に位置していると思います。

学会の企画について

今回は、心エコー図に関心のあるすべての方に興味を持っていただこうと、麻酔科、心臓外科医、小児科の先生方と一緒に企画を作りました。北里柴三郎ゆかりの医学を実践する3つの北里研究所病院、慶應義塾大学病院、北里大学病院が協力して、すぐに臨床で役立つ学術集会を目指しました。

参加していただいた皆様の研究成果を発表できるよい環境を整えるとともに、新しい知識を学び、技術を経験し、日常臨床では得られないことを体験する機会を作ることを目指しています。心エコー図学は、経験の積み重ねが大事な学問の進歩を生みます。ですから、症例報告は大歓迎です。心エコー図では、診断価値がある美しい画像のみでも症例報告に値する価値があると思います。そして今回の学会のテーマの一つである「より美しく」にちなみ、応募いただいた画像の中からImage of the Meeting (静止画、動画)を皆様に選考してもらい顕彰したいと思います。①画像コンテストやクイズなどの楽しんでいただける企画、②みんなが疑問に思っていることを公開討論(コントロバーシ)して、会場の方の意見をまとめていく(オーディエンスレスポンスシステムを利用)企画(コンセンサスミーティング)、③ライブやハンズオンやウェットラボのような体験企画、④通常の教育企画に加えて、⑤JB-POT講習会、⑥小児科医のための心エコー図教育企画を予定しております。

テーマや企画について、皆様のご意見を募っております。学術集会のFacebook pageを開設しましたので、そこでご意見をいただきたいと思っております。

進化し続ける文化都市でお目にかかりましょう

東京スカイツリー、東京ステーションシティ(東京駅リニューアル)、渋谷ヒカリエ、東京ダイバーシティ(お台場)が2012年にオープンし、2013年春には、銀座の歌舞伎座の建て替えが終了し、新しい姿を見せる予定です。変化し続ける世界のグルメ都市で開催される第24回学術集会に多くの方においでいただきたいと願っております。

それでは、2013年の4月に東京・新宿で皆様にお会いできることを楽しみにしております。

日本心エコー図学会第24回学術集会会長
北里大学北里研究所病院 循環器内科

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