第38回日本臨床薬理学会学術総会

会長挨拶

会長:熊谷雄治 第38回日本臨床薬理学会学術総会
会長 熊谷 雄治
北里大学病院 臨床試験センター センター長

第38回日本臨床薬理学会学術総会を2017年12月7日(木)、8日(金)、9日(土)の3日間、横浜市のパシフィコ横浜で開催させて頂きます。臨床薬理学の究極の目標は人々へ最適な薬物治療を提供することであるため、さまざまな分野を含む横断的な学問領域であるといえます。実際、毎年の学術総会では多職種のプロフェッショナルが幅広いトピックスについて、活発な発表、議論が行われています。このことから、今回のテーマは「橋を架ける」と致しました。

「橋を架ける」にはさまざまな意味を込めております。最適な薬物療法を確立するための理論と実践の間に、職種間の共通認識のために、非臨床データと臨床データの間に、海外と日本の間に、と枚挙に暇がありません。臨床薬理学は研究から実践への橋渡しにおける科学的な根拠を提供する学問であり、学術総会はその役目を果たすための活動に対して、いわば触媒の役割をになうことができればと考えております。新薬の開発においては、国際共同開発が当たり前になった現在、海外との連携も重要な問題です。幕末に世界へ向けて開港した横浜で開催する今回の総会では日韓臨床薬理共同シンポジウムも開催予定であり、アジアの連携を確固としたものにする一助となればと思います。

横浜は幕末に開港して以来、海外との門戸であり続けた都市です。異国情緒の残る街並み、活気あふれる中華街、赤レンガ倉庫など、学会でフル回転した頭を休めるのにもってこいの場所が目白押しです。また学会場を出るとすぐそこに「橋を架ける」のテーマ通りのベイブリッジを眺めることができる最高の立地です。多くの方のご参加をお待ちしております。

page top