第40回日本病院薬剤師会近畿学術大会

会長挨拶

大会会長:谷口 昌彦 第40回日本病院薬剤師会近畿学術大会
大会会長 谷口 昌彦
(一般社団法人 奈良県病院薬剤師会 会長)

この度、平成31年1月19日(土)・20日(日)の2日間、なら100年会館、ホテル日航奈良にて第40回日本病院薬剤師会近畿学術大会を開催させて頂く運びとなりました。

本学術大会は、近畿2府4県の病院薬剤師会の協力を得て、病院、診療所および保険薬局等に勤務する日本病院薬剤師会会員の日常業務を通じて得た経験や知見ないし研究成果等を発表・討議することにより、会員相互に学術的・技術的な水準の向上を図り、同時に安心・安全で最適な薬物療法を中心とした医療サービスを地域住民に提供する等の責務を果たすことをその目的として回数を重ねて参りました。

2025年に向けて医療・介護の在り方が議論される現在、実情に即した医療機関の機能分化と連携強化、地域包括ケアシステムの下での多職種間の連携強化を図っていくことが進められ、薬剤師によるセルフメディケーション・在宅医療・健康サポート機能等が明確に期待されています。

また、人工知能(AI)やロボットが活躍するであろう近い将来、ビッグデータからもたらされる新しい知見や情報等は今後の医薬品の在り方のみならず、求められる薬剤師像をも変えていくことでしょう。そのような中で高度急性期病院から療養・介護・診療所の施設に至るまで、そこで勤務し、研鑽する薬剤師は何をすべきか、どのように経世済民・社会貢献していくのかについてしっかりと方向性を見定める必要があります。そして、職能を全うするため、あらゆる場面での対応力や問題解決能力を身につけ、同時に更なる磨きをもかけねばなりません。

そこで、医療現場で宇宙の真理をサイエンスする私たち薬剤師が敢然と立ち上がり、光り輝く火焔の如く燃え、様々な場面で顕在・潜在するエネルギーを余すことなく発揮すべきは今をおいて他にないとの主旨から、本大会メインテーマを「求められている薬剤師力~今打ち上げる時、燃やす時、咲かす時」と銘打ち、実行委員会を組織して鋭意準備を進めております。

推古天皇の薬狩り、東大寺正倉院での施薬、西大寺の大茶盛 等々歴史的にもくすりと関わりの深い「まほろばの地」にて有意義で活発な討論や発表・情報交換等が展開されますことを期待してやみません。是非とも多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。

最後になりましたが、本大会へのご理解とご支援を賜りました日本病院薬剤師会近畿ブロックの各病院薬剤師会会長をはじめとする多くの先生方・関係者の皆様に感謝申し上げます。

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