第13回肩の運動機能研究会

会長挨拶

会長: 菊川和彦

第13回肩の運動機能研究会の開催にあたって

第13回肩の運動機能研究会
会長 菊川 和彦
マツダ病院整形外科部長

この度、第13回肩の運動機能研究会を2016年10月21日(金)、22日(土)の2日間に亘って広島で開催させていただきます。本研究会が中四国の地で開催されるのは初めてのことで、大変光栄に存じます。

本研究会は2003年の第1回開催から、参加者、発表演題数が増加の一途をたどってきました。今回も218題と過去最高の演題応募をいただき、このうち214題を採用としました。演題応募いただきました先生方には心より感謝申し上げます。整形外科の他の分野にもメディカルスタッフの研究会が併催される学会はありますが、本研究会のような活気、勢いのある会は少ないようです。これは、肩関節においては、整形外科医のみならず、セラピストや看護などメディカルスタッフの皆様の力が、治療成果・成績の向上に不可欠であることを示しています。同時に、右肩上がりに発展してきた本研究会ですが、今後のありかたを見直す時期がきているようにも思います。

今回、第43回日本肩関節学会(望月由会長)のテーマに「覧故考新 – Regeneration –」が掲げられています。「覧故考新」とは、古い事柄を顧みて、新しい問題を考察するという意味です。本研究会でもこれに倣い、以前から研究されているが不明なことが多い4つの主題を選定しました。このうち、「野球の現場における投球障害の実際 –投球障害の成り立ち–」、「スポーツによる肩関節脱臼の予防と術後リハビリテーション」の2つと肩関節学会の主題の一つ「スポーツにおける肩関節障害」は医師を交えたコンバインドセッション、「腱板損傷の術後リハビリテーション(人工肩関節を含む)–分岐点は何か–」、「胸郭の運動と機能に着目した肩関節の運動と機能」は本研究会単独の主題としています。演者の先生方には過去の経験、研究から得られた問題点や新しい知見をご発表いただきますが、会場から活発な質問や、議論をいただくことで、各主題テーマの今後の方向性が生まれることを期待しています。

さて、今回、新しい試みとして、肩関節学会とのコラボレーションを密にし、各会場、各分野で自由に討論、聴講できるようにするため、分冊であった抄録集を合冊にして1冊としました。また、各会場は、主として腱板(第1会場)、骨折・外傷(第2会場)、不安定症(第3会場)、本会ならびにスポーツ障害(第4会場)と分かれており、会場ごとにその分野の流れがわかるプログラムになっています。コンバインドセッションのほか、興味ある分野では肩関節学会にも足を運んでいただき、最新の情報を得ると同時に、肩肘はらず、肩を寄せ合い、多くの方々(肩肩)と肩について語(肩)ることで、医師とも交流を深めていただければと存じます。

10月の広島は、気候も良好で、観光スポットもたくさんございます。さらに、2016年の広島はオバマ大統領の訪問など近年にない盛り上がりをみせております。本会を活発な研究会としていただいた後は、美味な瀬戸内の海の幸、山の幸をご賞味いただき、活気あふれる広島を堪能されて、皆様の日頃の疲れを癒して頂ければ幸いです。

多くの皆様のご来広を心よりお待ち申し上げております。

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