[会長の独断と偏見でお勧めする] オプショナルツアーと番外編

会長の独断と偏見でお勧めするオプショナルツアーと番外編

「このような機会でないと、米子や山陰を訪れることはない」という方が多いかもしれません。会長の私が、帰郷してからいろいろと調べたり、実際に回ってみた感想から、「会長の独断と偏見でおすすめするオプショナルツアー」というものを作成してみました。3月末に遠来のお客さんが、「来てよかったな」「もう一度、来たいね」と思ってもらえるような場所を独断と偏見を交えて説明しながら紹介します。

1)今学会で神話に興味を持ったかたへ:山陰パワースポットめぐり

①米子駅→(30km、50分)→②美保神社→(37km、60分)→③八重垣神社→(9km、20分)→④玉作湯神社→(35km、50分)→⑤出雲大社→(22km、40分)→⑥出雲空港
(番外編 ⑤出雲大社→(25km、40分)→⑦須佐神社)

①米子駅から駅前通りを直進して県道47号線を米子空港、境港方面に向かいます。米子駅を出て5分ほどすると、左手に「粟島神社」の看板が見えます。188段の階段を上った40mの小高い丘の上にあります。ここは、古事記、日本書紀、民話に登場する「スクナビコナノミコト」が祀ってあります。この神様は手のひらに乗るほどの小さな神様で、天界から下界に落ちてきて、「オオクニヌシノミコト」の国造りを手伝い、粟をひろめて天界にかえっていきます。
 47号線にもどり、少し進むと「米子水鳥公園」の看板が見えてきます。案内標識にしたがって進むと、位置的には粟島神社の背側、中海側になります。ここは西日本最大の野鳥の生息地で、冬にはコハクチョウがたくさん飛来しています。2月ごろからシベリアの繁殖地に向けて飛び立つ「北帰行」がみられますが、3月末までにはすべて飛び立っていきます。
 47号線はやがて右に大きくカーブして、米子空港を迂回します。ここは航空自衛隊美保基地と滑走路を共有しており、朝鮮半島の有事に対応するために輸送機や偵察機がスクランブル発進できるようになっています。敷地に行くと、戦闘機がおいてあり、見学もさせてもらえます。ちなみに、米子から境港に向かう道路は日本海側に国道431号線がありますが、道沿いに陸上自衛隊美保基地もあり、敷地内の戦車や装甲車の姿が見えます。米子は有事の際の最前線基地のひとつです。
 47号線をそのまま走ると、10分ほどで、境港駅、鬼太郎ロード、境港岸壁に来ます。この途中で少し、米子に戻る方向で、内陸部の細い道を入っていくと正福寺(境港市中野町)があります。小さなお寺ですが、境内に水木しげるの銅像があり、本堂の壁に仏教の「六道絵図」が掲げてあります。若かりし水木しげる少年が、「のんのんばあ」に連れられて、この「六道絵図」をじっと見ていたそうです。その幼少期の経験と太平洋戦争のラバウルでの体験が、のちの妖怪創造や死生観に影響を与えています。この「六道絵図」と住職さんの説明で、初めて仏教の死生観がわかったような気がしました。
 ②県道47号線は国道431号線に合流して終わりますが、431号線を北に向かうと境水道大橋を渡って島根半島に入ります。ここで左折して、海岸沿いの県道2号線を走り10分ほどで島根半島東端の美保関につきます。ここに美保神社があって、オオクニヌシノニコトの子と妃が祀られており、全国えびす社の総本社と言われています。商売繁盛、漁業の神、鳴り物の神とされています。この近くに青い石畳通りに沿って、旅館や古いお店が並んでいるところがあり、歩いてみると独特の風情があります。ここからさらに県道2号線を東に進むと最東端に美保関灯台があって、そのふもとにある「美保関灯台ビュッフェ」はおすすめ。雰囲気が良く日本海を見ながら、創作料理を食べたり、コーヒーを飲んでくつろぐことができます。
 ③県道2号線を戻り、境水道大橋のT字路をそのまま直進して、国道431号線に入り、松江市に向かいます。松江市内に北から入ることになりますが、「くにびき大橋」を渡り、そのまま突き抜けて南方向へ行き、看板を目安に「八重垣神社」に来ます。
八重垣神社は、神話で有名な「ヤマタノオロチ」を退治した「スサノオノミコト」と救われた「イナタヒメ」が主祭神で、縁結び、夫婦和合、授児安産にご利益があると言われています。また、イナタヒメの両親の承諾を得て日本最初の結婚式を挙げたそうですから、恋人や夫婦で訪れてみる価値はあります。境内に、根元は2本で、幹が一つになった不思議な「夫婦椿」があります。宝物館には日本最古の神社壁画があって、スサノオとイナタヒメが描かれています。少し歩くと「鏡の池」というのがあります。筆者も社務所で占い紙を買っていき、池のほとりから水面に浮かべて真ん中に100円硬貨を置くと、15分以内に沈みました。待つ間にかけた願い事がかなうそうです。
 ④ナビにしたがって一般道を西に、玉造温泉の玉作湯神社に向かいます。八重垣神社からは20分ぐらいです。玉造地方は古来、メノウ石が採取されるところで、玉作湯神社は、天照大神の岩戸隠れのとき、三種の神器の一つである八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)を作ったという「クシアカルタマノミコト」と「オオクニヌシノミコト」「スクナビコナ」の三柱を祀っています。境内にある「願い石」に社務所で購入した「叶い石」をあてて祈れば、願いを叶えてくれるというスピリチュアルスポットです。 玉造温泉は、枕草子に三名泉とうたわれ、皆生温泉、三朝温泉とともに山陰を代表する温泉地です。温泉街はよく整備されており、玉湯川沿いに桜並木と旅館が並び、3月末には桜が咲き始めるかもしれません。この散策は落ち着きます。泉質は美肌の湯、姫神の湯と呼ばれる化粧水のようなお湯と言われています。宿泊するのなら、筆者の独断と偏見では、「星野リゾート界 出雲」、「佳翠苑 皆美」、「玉造グランドホテル 長生閣」がおすすめです。
 ⑤出雲大社は神々の生まれいづる国、出雲の象徴です。今学会には、権宮司であられる千家和比古さんにご講演、特別企画のご登壇が実現いたしました。出雲大社と古代出雲歴史博物館、神話の学び方、楽しみ方は別項で詳しく紹介していますので、ご覧ください。
 ⑦また、番外編として、時間に余裕のある方には、出雲大社から25km南にある「須佐神社」の参拝をお勧めします。鄙びた山あいの中にある神社ですが、日本で唯一、「須佐之男命(スサノオノミコト)」の御魂を祀る神社で、祭神はほかにスサノオと結婚した稲田比売命(イナタヒメノミコト)、足摩槌命(アシナヅチノミコト)、手摩槌命(テナヅチノミコト)とヤマタノオロチ退治に登場する四神が祀られています。緑に囲まれた荘厳な雰囲気の境内には、樹齢1300年の杉の巨木(大杉さん)があって、天を仰ぐようにそびえています。また、須佐の七不思議と呼ばれる、「塩ノ井(しおのい)」、「相生の松(あいおいのまつ)」、「神馬(しんめ)」、「落ち葉の槇(おちばのまき)」、「影無桜(かげなしさくら)」、「星滑(ほしなめら)」、「雨壺(あまつぼ)」という物、場所、現象があります。詳細は、自分の目でお確かめください。このように、境内の中は不思議なパワーに満ちており、日本一のパワースポットとテレビや雑誌で紹介され注目を集めています。

①米子駅→(30km、50分)→②美保神社
②美保神社→(37km、60分)→③八重垣神社
③八重垣神社→(9km、20分)→④玉作湯神社
④玉作湯神社→(35km、50分)→⑤出雲大社
⑤出雲大社→(22km、40分)→⑥出雲空港
番外編:出雲大社→(25km、40分)→⑦須佐神社
2)神話と縁結びの神様に会いたいかたへ:出雲大社・古代出雲歴史博物館

①米子駅→(JR山陰本線、50分)→②出雲市駅→(徒歩、6分)→③一畑電鉄出雲市駅→(一畑電鉄北松江線、8分)→④川跡駅で乗り換え→(一畑電鉄大社線、11分)→⑤出雲大社前駅→⑥出雲大社、古代出雲歴史博物館→→→出雲市駅

 出雲大社は神々の生まれいづる国、出雲の象徴です。古事記、日本書紀に描かれた、多くの神話に登場する神々のふるさとで、御祭神は「オオクニヌシノミコト」です。暦年10月は世間が神無月ですが、出雲大社は神在月と呼び祭事が営まれます。縁結びの神様として全国的に有名で、近年の大遷宮、権宮司と高円宮典子さまとのご結婚で、改めてパワースポットとしても注目されています。そのパワーをここに来て感じてください。男女の縁だけではなく、幸福になるためのすべての出会いやご縁を結んでくれます。60年ぶりの大遷宮が行われ、2013年10月5日午後8時にオオクニヌシノミコトが本殿の王座に戻られました。遷宮によって神様のご神力が蘇り、ご神徳が参拝に訪れた者にも降り注ぎ、特別な恩恵とご利益を授かるとされる「おかげ年」が、2014年から始まりました。その後、境内の「社」が、断続的に改修、遷宮されて、2016年3月末に終了します。筆者が2014年、2015年に出雲大社を訪れた時は、部分的にどこかが改修中でしたが、今回の学会終了と時を同じくして平成の大遷宮と「おかげ年」が終了します。期間限定で平成の大遷宮記念「蘇」御守もすべての改修が終了する2016年3月まで授与されます。
出雲大社の参道には鳥居が4つあります。第1の大きな鳥居をくぐり、第2の鳥居から本殿に向かって下っていく参道を歩くと、青空に突き刺さるような巨木が両側にあって、不思議な緊張感があります。本殿は1744に建立されたもので、神社建築の中では日本一を誇り、高さは約24mあります。参拝は、出雲大社では、「二礼四拍手一礼」の方式で行います。本殿を左に回ると神楽殿があります。ここには日本一の「大しめ縄」と「日章旗」があります。この迫力をご覧ください。筆者は、本殿を半周回ったところにある「素鵞社(そがのやしろ)」の参拝をすすめます。ここには、オオクニヌシの祖先で、アマテラスオオミカミの弟にあたるスサノオノミコトが祀られており、出雲王国の存亡にかかわった「蘇我」氏にちなんで、「素鵞社(そがのやしろ)」とスサノオノミコトをここに残したという説もあって、隠れパワースポットです。本殿に祀られるオオクニヌシノミコトは西向きで稲佐の浜の方角を向いておられますが、「素鵞社」のスサノオノミコトは正面を向いておられます。人によって強い霊気を感じるといわれています。蛇足ですが、出雲大社の第2鳥居の手前の上り坂左側に「竹野屋」という老舗の温泉旅館があります。実は、「竹内まりや」さんのご実家で、曲の中にも時々、出雲大社のことや稲佐の浜のことが出てきます。
出雲大社のすぐ東隣に、「島根県立古代歴史博物館」は、筆者おすすめのスポットです。出雲大社の参拝後でもいいですが、参拝前にこちらによって歴史や発掘品を見て、神話の世界と現実を理解してから参拝すると、境内や本殿の構造がよりよくわかり、いっそうご利益があるかもしれません。
内部は常設展示と短期間の企画展示が拝観できます。常設展示の一番人気は、中央ロビーにある「宇豆柱(うづばしら)」です。出雲大社の境内で2000年に発見されたもので、スギの大木3本を1組にし、直径が約3mにもなる巨大な柱の一部です。柱の配置や構造は、出雲大社宮司の千家国造家(こくそうけ)に伝わる、いにしえの巨大な本殿の設計図とされる「金輪御造営差図」(かなわのごぞうえいさしず)に描かれたものと類似していました。鎌倉時代前半の1248年に造営された本殿を支えていた柱で、当時48mの高さに本殿が造営されたことの証明になりました。テーマ別展示室に入ると、この宇豆柱の上に建っていた、平安時代に「雲太」ともよばれた日本一高大な本殿の縮尺1/10の模型に圧倒されます。本殿に昇る階段の長さは109m。見上げると神話に記された「八雲立つ出雲」を象徴する美しい雲と光りのうつろいが見えます。3番人気は、「古事記」と「出雲風土記」です。古事記は8世紀に大和政権が編纂させた神話ですが、「大国主神が治めてきた葦原中津国(あしはらのなかつくに)を高天原の皇孫(すめみま)に譲る代償として、大国主神が鎮座するための壮大な宮殿を造営する」という国譲り神話がその代表です。筆者が後に紹介する最近の書物には、「古代出雲王国」と「大和朝廷」の権力争い、出雲王国の滅亡の謎を、少し距離をおいて当時の中国・朝鮮半島と為政者との関係から解明した、とても興味深い物語が描かれています。筆者の4番人気は、358本の銅剣、6個の銅鐸、16本の銅矛です。山陰道建設に伴う遺跡分布調査のとき、1984年に荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)からこのような大量の青銅器が発見されました。神話に描かれた空想世界が、考古学の発見によって、実在世界であった可能性が高まりました。三種の神器の一つである天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)、別名、草薙剣(くさなぎのつるぎ)は、スサノオがヤマタノオロチを切り刻んだとき、その尾から出てきた剣です。スサノオは高天原(たかまがはら)のアマテラスにこれを献上しました。剣は天孫降臨の際に、アマテラスからニニギノミコトに手渡され、再び葦原中国(あしはらのなかつくに)へと降りて、ヤマトタケルノミコトの日本平定のときに使われたとされています。出雲・山陰地方は、今でも「たたら製鉄」と呼ばれる良質な鉄の産地であり、ヤマタノオロチに飲ませた銘酒の産地でもあります。三種の神器の一つである八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)はメノウでできていると言われ、玉造はメノウの産地です。鳥取県の妻木晩田遺跡(むきばんだいせき)は日本最大の弥生時代の集落で、「因幡の白兎」で有名な白兎海岸に及ぶまで、出雲地方の銅鐸が拡がっていったことがわかっています。哲学者の梅原猛も古事記の神話はフィクションに近いと言っていましたが、この発見から神話は史実に近いという考えに変わりました。
 その他の常設展示では、国譲り神話、国引き神話など、出雲や山陰を舞台とした地域色豊かな神話をわかりやすく伝える「出雲神話回廊(神話シアター)」、古代から今も出雲の人々の生活の中に残る「出雲の玉作」「石見銀山」「たたら製鉄」「四隅突出型墳丘墓」を重点展示としている総合展示室があります。
 また、一定期間ごとに展示内容を変える企画展示コーナーでは、学会が終了する2016年3月25日から「特別展 遷宮-受け継ぐこころとかたち」が始まります。出雲大社本殿(国宝)などの建造物は人々の信仰の象徴であるとともに、島根の歴史・文化を物語る貴重な文化財です。これらは定期的に修理が施されて現在に受け継がれており、また後世に受け継いでいかなければならないものです。平成28年3月に出雲大社の「平成の大遷宮」が修了することを機に、あらためて出雲大社の遷宮の歴史を紹介するとともに、「平成の大遷宮」の保存修理の内容、保存修理によって明らかになった文化財建造物としての出雲大社の特徴を概観します、と紹介されていますので筆者も楽しみにしています。

このオプショナルツアーで筆者が紹介したい出雲大社と神話について、最近の新しい考え方で、わかりやすく面白く描いている書物を紹介します。
 ①「水木しげるの古代出雲」水木しげる 角川書店 平成24年3月発行:非常に信心深く、妖怪、霊の存在を信じ、太平洋戦争で死の覚悟までされた、現在93歳の水木しげるさんが、長年、気になっていた夢枕に出てくる「出雲の青年」の言葉を漫画で表しています。古代出雲王国と大和朝廷との史実とフィクションが彼の描く登場人物によって代弁されています。
 ②「古事記75の神社と神様の物語」 由良弥生 王様文庫・三笠書房 2015年2月発行:この文庫本の冒頭には「読めば読むほど面白い」という表紙がついていて、古事記に登場する神々とそれらを祀る神社との関係を紹介しながら、わかりやすく神話の世界へ導いてくれます。
 ③「大和朝廷成立の謎—古代出雲王国から邪馬台国へ—」 渡部雅史 幻冬舎ルネッサンス 2012年10月発行:境港市で循環器内科を開業する著者が、出雲学を独自に研究して出版されました。大和朝廷の成立にあたって、天皇家を取り巻く、物部氏、蘇我氏、藤原氏の政争と中国の魏・呉・蜀との関係で出雲王国の謎を解き明かします。
 ④「完全決着!邪馬台国—魏志倭人伝を究極解明—」 渡部雅史 幻冬舎ルネッサンス 2014年3月発行:同じ著者の続編です。古代出雲王国と割拠した邪馬台国は、現在の大分県宇佐市にあったとする説を唱えています。

以上の4冊に目を通し、古代出雲王国と神話を勉強されてから山陰を観光されると、心に残る印象とスピリチュアルパワーのご利益は大きなものとなると思います。

3)温泉とカニ料理をゆっくりと楽しみたいかたへ:年配夫婦の温泉めぐり
1)皆生温泉

①米子駅→(タクシー、15分)、 (路線バス、20分)→②皆生温泉観光センター
①米子空港→(タクシー、30分)→②皆生温泉観光センター
①米子空港→(空港バス、30分)→②米子駅→(路線バス、20分)→③皆生温泉観光センター

 皆生温泉は、米子市に位置する日本海に面した海辺の温泉郷です。1900年に漁師が海中に湧き出す温泉を発見したのが始まりで、旅館街は東西1km、南北0.4kmの範囲にまとまり、観光旅館・ホテル、公共の宿など30軒、4500人の収容規模を誇る山陰では最大の温泉地です。米子駅から路線バスかタクシー、自家用車で15-20分ぐらいのところにあります。筆者は今でも自宅から3kmほどなので、自転車で行きます。西側には弓ヶ浜半島に続く白砂青松の海岸線と遠方の島根半島、東側には中国地方最高峰の国立公園・大山を望むことができます。「日本の朝日100選」、「日本の夕日100選」、「日本の渚100選」、「日本の白砂青松100選」などに選定されています。トライアスロン発祥の地としても有名で、毎年7月に大会が開かれています。皆生温泉の泉質は塩化物泉で、要するに食塩水プラスアルファの泉質で、ホカホカ、ツルツルの健康と美肌をつくると言われています。旅館街には、飲み屋・飲食店・風俗営業の店が集まっていますが、筆者の独断と偏見では、宿泊と温泉については、「菊乃家」か「華水亭」がイチオシです。両方とも海辺が見える部屋がありますが、前者はリーズナブルで家庭的雰囲気、後者は豪華で夜でも海を眺めながら露天風呂に入れます。 夏は海水浴場もオープンして華やかで、家族連れでにぎわいますが、冬の時期は温泉とカニのセットになったツアーがよく組まれています。3月末は日本海から吹きつける強風が冷たく、旅館街と風俗営業店が隣接していて、ぶらり歩きには向いておらず、観光地としての整備がいまひとつです。年配ご夫婦への筆者おすすめは、ホテル内での温泉のくつろぎや食事を楽しんでいただくことかと思います。

2)玉造温泉

①米子駅→(車、36km、40分)→②玉造温泉観光案内所 ①米子駅→(JR、特急30分、普通40分)→②玉造温泉駅→(徒歩、タクシー、1km)→③玉造観光案内所

 玉造温泉は島根県の松江市に属しますが、松江駅から5kmほど西方、玉湯川が宍道湖にそそぐ川沿いに温泉街としてよく整備されています。1300年前の「出雲風土記」の中に紹介されている日本最古の温泉のひとつです。当時の温泉について、その出雲国風土記によると、『一度入浴すればお肌が若返るようになり、二度浴すればどんな病も治癒してしまう。その効能が効かなかった事は聞いたことがないので人々は神の湯と呼んでいる』と記述が残されています。泉質は「ナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉」から成っており、肌がキラキラになるので、「天然の化粧水」、「美肌の湯」、「姫神の湯」とも呼ばれています。
 米子駅からのアクセスは、レンタカーでの移動ですと、山陰道を経由して36km、40分で到着します。JR特急では、玉造温泉駅まで約30分、そこからタクシーか旅館の送迎バスで旅館まで5分というのが一般的です。あるいは玉湯川沿いに桜並木を散策しながら温泉街まで歩いても15分ぐらいです。3月末には桜が咲き始めるかもしれません。2015年7月に温泉街の入り口のところ、玉造郵便局の隣に「玉造温泉観光案内所」が移転オープンし、様々な催しや旅館、パワースポットの紹介などがされています。「山陰パワースポットめぐり」で紹介した玉作湯神社も散策コースにあります。玉造地方は古来、メノウ石が採取されるところで、玉作湯神社は、天照大神の岩戸隠れのとき、三種の神器の一つである八尺瓊曲玉(やさかにのまがたま)を作ったという「クシアカルタマノミコト」と「オオクニヌシノミコト」「スクナビコナ」の三柱を祀っています。境内にある「願い石」に社務所で購入した「叶い石」をあてて祈れば、願いを叶えてくれるというスピリチュアルスポットです。
 玉造温泉は、枕草子に三名泉とうたわれ、皆生温泉、三朝温泉とともに山陰を代表する温泉地です。宿泊するのなら、筆者の独断と偏見では、「星野リゾート界 出雲」、「佳翠苑 皆美」、「玉造グランドホテル 長生閣」がおすすめです。

3)三朝温泉

①米子駅→(車、66km、70分)→②三朝温泉観光商工センター前
①米子駅→(JR、特急40分、普通80分)→②倉吉駅→(路線バス、20分)→③三朝温泉観光商工センター前

 三朝温泉へのアクセスは、米子駅から車で行くのが最も便利です。山陰道を東に進み、倉吉から一般道に入り、案内に沿って県道21号線で三朝温泉まで、66km、1時間10分ぐらいです。路線バス(日の丸バス)が、米子鬼太郎空港→米子駅→青山剛昌ふるさと館→倉吉駅まで約1時間、倉吉駅から三朝温泉まで路線バスを乗り継ぐという方法もあります。待ち合わせも含めて、米子駅を9:30に出発して三朝温泉に11:30頃に到着します。JRを使うと、山陰本線の米子駅から倉吉駅まで53km、「特急まつかぜ」で約40分、普通で80分です。倉吉駅から三朝温泉観光商工センター前まで、路線バス(日の丸バス)が30-60分ごとぐらいに約20分で運行しています。 開湯850年を迎える三朝温泉は、世界屈指のラドン泉で、「三たび朝を迎えると元気になる」と言われています。ラドンの空気を吸う、温泉に浸る、温泉水を飲むということで、免疫力を高め制癌効果もあります。もともとは、大久保左馬之祐(さまのすけ)という侍が、年老いた白い狼を救ったら、温泉の湯元を教えてくれたことが始まりで、観光と療養を兼ねた温泉として、明治以降、与謝野鉄幹、与謝野晶子、志賀直哉、島崎藤村など多くの文人も訪れたと言われています。三朝温泉の泉源は株湯というところにあり、これは現在も地元の人が入浴する公衆浴場となっています。また河原に露天風呂もあります。近年は温泉街としてよく整備されており、三朝川の散策や湯めぐりも心がほっとします。
筆者の宿泊のおすすめは、「旅館大橋」、「依山楼岩崎」が情緒も食事も温泉もイチオシですが、高いです。旅館大橋は収容90名、日本建築として最高のもの集めて昭和7年の開業、ほぼ全館が文化財という旅館です。依山楼岩崎は島崎藤村、田山花袋が宿泊した湯治宿で、昭和天皇も行幸されています。回遊式大庭園露天風呂が有名です。もう少し安いところでは、「三朝館」がおすすめ。1000坪の日本庭園風呂で3つの源泉がありますので、旅館内で湯めぐりができます。
3月終わりごろとしては時期がよくありませんが、三朝温泉の周辺観光としては、三徳山三佛寺、とくに国宝の奥の院「投げ入れ堂」は生涯に一度は訪れてみたい秘境スポットです。三徳山は標高900m、以前は山全体が修験場でした。三佛寺は鳥取県西部の大山寺と同様に山岳仏教、修行の場として開山され、同じく天台宗の修験場です。
県道21号線を三徳山の方向に15分ほど上ると、標高700mに位置する三佛寺の玄関、「三徳山参道入口」の駐車場につきます。ここから参道を10分ほど歩くと三佛寺本堂まで行きます。本堂の裏手に、標高900mの断崖絶壁に埋め込まれた、国宝「投げ入れ堂」まで上るための参拝登山事務所があります。ここで服装、履物のチェックを受けてから投げ入れ堂に向かいますが、登山というよりは崖のぼりという感じ、登りよりも降りがたいへん。投げ入れ堂は断崖の窪みの中に構築されたお堂で、ここまでよじ登って入堂することはできず、20m離れた場所までですが、標高差200mの崖を往復で2時間ぐらいはかかります。先人のすごさを知り、登ってきたら清々しい気持ちになれます。鳥取県は世界遺産に登録しようと頑張って運動しています。「年配夫婦の温泉めぐり」のオプションとしては、まったく不適切ですが、皆様、いつかの機会に一度お試しになってください。
三朝温泉からの帰りは、JRですと、倉吉駅から姫路駅まで2時間で結ぶ「特急スーパーはくと」が便利です。これは、倉吉駅→(山陰線)→鳥取駅→(因美線)→佐用駅→(智頭線)→上郡駅→(山陽線)→姫路駅というルートを走り、そのまま山陽本線を大阪、京都まで行きます。名古屋、東京方面や広島、九州方面へは姫路駅で新幹線に乗り換えとなります。
車の場合は、国道313号を経由して、米子道の湯原ICから中国道を経由して大阪までが230km、約3時間です。岡山駅までは1時間30分です。いずれも山岳道路を経由することになるので、3月末でもスタッドレスタイヤが必要です。
高速バスの場合は、三朝温泉口あるいは倉吉駅まで戻って、神戸、大阪行きの日交バスが3時間ぐらいで運行しています。これが便利かもしれません。また倉吉からは福岡まで、東京までの夜行バスもあります。

1)皆生温泉アクセスマップ(米子市観光協会発行)
  • 飛行機で米子鬼太郎空港から皆生温泉までタクシーで約20分、路線バスなら米子駅経由で約45分
  • 高速バスや電車なら米子駅から約5km、路線バスなら約20分、タクシーでは約15分
  • マイカーなら米子自動車道、米子I.C.から皆生温泉までは6km、約10分
2)玉造温泉への行き方(高速道路経由)
3)三朝温泉への行き方(高速道路経由)
4)小さなお子様同伴のかたへ:鬼太郎と妖怪に出会う町

①米子駅→(18km、50分)→②境港駅→(徒歩5分)→③水木しげるロード→④正福寺
①米子駅→(タクシー、30分)→②水木しげるロード ①米子駅→(乗用車、30分)→②水木しげるロード→③正福寺→(乗用車、15分)→④美保神社、美保関灯台

水木しげるといえば、言わずと知れた「ゲゲゲの鬼太郎」の作者です。水木さんは幼少期を境港で過ごし、「のんのんばあ」に連れられて、後述する正福寺の六道絵を見る機械も多く、幼いころから「死」や「死後の世界」を考えていたようです。戦時期の瀕死体験の際には、もうろうとする意識の中で「ぬりかべ」が出てきて行く手を遮り、結果的に命を長らえたと言っています。私が福岡や名古屋にいたころ、鬼太郎や目玉おやじ、妖怪たちを模した「妖怪せんべい」をお土産に持参すると「気持ち悪い」と言われることがよくありました。しかし、2010年にNHK連続テレビで「ゲゲゲの女房」が放映され、その主題歌が「いきものがかり」による「ありがとう」で一躍、人気がでて、境港の「水木しげるロード」と「水木しげる記念館」、その周辺施設は有名観光地の仲間入りを果たしました。筆者は、水木しげるさんの生い立ち、戦記マンガ『総員玉砕せよ!』、近年刊行された「水木しげるの古代出雲」は、実体験と幼少期から考えていた死生観、出雲王国の謎を彼の中で昇華された作品であると思います。
 JR境港駅を降りて、水木しげるロードを歩くと、マンガに登場する153体の妖怪たちのブロンズ像が出迎えてくれます。さまざまなお店があり、水木しげる記念館では、彼の生い立ち、妖怪たちの特徴など、大人も楽しめる構成になっています。 米子駅からJR境線の2両編成の列車に乗り、18km、約50分で境港駅に着きます。この列車は、1時間に1本ぐらい出ており、米子空港の接続便にもなっていますが、沿線の通勤、通学線路でもあり、朝夕は多くの高校生が乗車しています。外面に鬼太郎仲間の絵が描いてあり、「鬼太郎列車」とも呼ばれていますが、各駅停車でのんびりと進みます。
 2016年1月、「水木しげるロード」の入り口で、JR境港駅の隣に、ドーミーインチェーンが「御宿・野乃 境港(おんやど のの さかいみなと)」というホテルを新規開業します。温泉の発掘に時間がかかり、当初、2015年春の開業予定が遅れました。ここは、会長推薦のホテルの一つです。隠岐の島へのフェリーターミナルにも近く、上方階では、境港市内、弓ヶ浜半島、東に日本海、西に中海、遠くに大山、北を向くと眼下に境水道、島根半島、遠くに隠岐の島が見えるのではないかと思います。
 境港駅から1.5kmのところ、2つ米子よりの「上道駅」で降りると徒歩5分のところに「正福寺」という曹洞宗のお寺があります。境内には、水木しげるの銅像があって、本堂の壁に彼の妖怪画の原点とされる、仏教の六道絵(地獄絵・極楽絵)という4枚パネルがかかっています。仏教の原点は、生前の行為の善悪によって、死後に行き先が決まる六つの世界(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上)を生と死を何度も繰り返して、さまよい続けると説き、生前の行為の善悪によって、次の行き先が決まると説きます。その過程で7日x7=49日間の審判を受けますが、人間道に生まれた時にのみ、悟りを開いて菩薩、如来になれるチャンスがあるとされています。水木しげるが幼少のころ、「のんのんばあ」に連れられて何度も正福寺を訪れました。死後の世界や輪廻転生のことなどに無意識のうちに触れていた場所で、彼は、じっとその絵に見入っていたと言われています。現在も永井光明住職が六道絵図の説法をしてくださるので、筆者もここで初めて仏教の原点を知り、そもそもの仏教は、教義を押し付けたり、死後の世界や死体の扱いを述べたものではなく、人間道に生まれたチャンスに、日ごろから善行をして悟りを開きなさいという哲学であったと理解しました。
 正福寺から国道431号線でもう少し南の日本海側に行くと「夢みなとタワー」「夢みなと公園」「大漁市場なかうら」という海産物の販売・食事センターがあります。境港は日本有数の漁獲高を誇りますので、新鮮な海産物はおすすめです。また、「大漁市場なかうら」のなかに、「御食事処弓ヶ浜」というレストランがあります。ここは、境港に寄港する大型クルーズ船の食事場所で、「かにトロ丼」(1,150円)は一番人気です。ここの社長は腎移植レシピエントです。土日も営業をしていますが、10:30~15:30までの昼食時間帯だけなので注意が必要です。
 別項の「山陰パワースポットめぐり」のところで紹介していますが、オプションで美保神社、美保関灯台のご紹介をします。水木しげるロードから東に向かい、国道431号線を北に向かうと境水道大橋を渡って島根半島に入ります。ここで左折して、海岸沿いの県道2号線を走り10分ほどで島根半島東端の美保関につきます。ここに美保神社があって、オオクニヌシノニコトの子と妃が祀られており、全国えびす社の総本社と言われています。商売繁盛、漁業の神、鳴り物の神とされています。この近くに青い石畳通りに沿って、旅館や古いお店が並んでいるところがあり、歩いてみると独特の風情があります。ここからさらに県道2号線を東に進むと最東端に美保関灯台があって、そのふもとにある「美保関灯台ビュッフェ」はおすすめ。雰囲気が良く日本海を見ながら、創作料理を食べたり、コーヒーを飲んでくつろぐことができます。

乗用車で米子駅から「夢みなとタワー」を経由して境港駅、水木しげるロードに行く方法(国道431号線経由)
境港駅、水木しげるロードから美保関灯台に行く方法(国道431号線、県道2号線経由)
5)夏にもう一度、来たいと思うかたへ:秀峰大山を満喫

 大山は、珍しく「だいせん」と読み、古事記の国引き神話に登場します。出雲の神が「火の神岳」大山に綱をかけて、北陸地方の半島を引き寄せたのが美保の関(島根半島)になり、この時の綱が弓ヶ浜半島とされています。大山は山岳信仰の霊場として奈良時代に開基され、平安時代には大山寺は西日本における天台宗の拠点であり、160の寺院と3000人をける僧兵を抱えていました。しかし、明治初期の廃仏毀釈によって急速に衰退し、戦後に復興された10の塔頭のうち、7つが建物として現存しています。
 冬はスキー、春は行楽、夏は登山、キャンプ、秋は紅葉でにぎわうところですが、3月末はちょうど何もない微妙な時期になります。米子市内には雪はありませんが、3月23日は、スキー場は春スキーができて、大山寺や旅館街の通りは雪がないというような状況です。天気が変わりやすいので、学会参加のオプションでというのは厳しいかもしれませんが、会長・杉谷が実際に回ってみた、お勧めのコースを紹介します。
もし、今回、お気にいられて、「二度目の大山」をまた訪ねることがありましたら、春から秋にかけての登山、ダウンヒルサイクリング、バーベキュー、キャンプ、トレッキング、大山寺散策、大山パークウェイのドライブとポイントめぐり、冬のスキー、鍋料理は、是非ともおすすめのコースです。毎年7月下旬に開催される「皆生トライアスロン」と合わせてご家族連れでいらっしゃるのもよいかと思います。

1)米子駅から尾高・大神山神社本宮の見学
   米子駅から、13kmで大山寺に到達しますが、観光道路経由が両脇の風景がとても美しくおすすめです。その途中の尾高にある大神山神社本宮は、御祭神はオオムナジノカミ(オオクニヌシノミコト)が祀ってあって、神話に興味のある方は立ち寄ってみてください。現在の宮司は相見家ですが、オオクニヌシの長男・アジスキタヒコネ直径子孫という秘伝があります。これは、「国譲り後、勝者のアマテラス側からオオクニヌシの血筋末梢命令が出された」からと言われています。相見宮司によると、アジスキタカヒコネはアメノワカヒコの葬儀の場から逃れ、四国へ渡って、名前を変え、住むところも変えて生き延び、子孫をもうけました。ですから、国譲りの交渉は、コトシロヌシとタケミナカタが対象となっています。明治生まれの先代の宮司は、刺客の存在を本当に信じていたようです。
 境内には、由緒ある建物があって、このような過去があったにもかかわらず、伊勢神宮の「アマテラスオオミカミ」と出雲大社の「オオクニヌシノミコト」のお札が常設してあるのは面白いです。アジサイの道があるが、池の水は枯れていてひっそりとしたところです。

2)米子駅から大山と大山寺の探訪
 

 米子駅から13km、観光道路(大山パークウェイ)経由で大山寺博労座の駐車場へ。途中では、大山トム・ソーヤ牧場、大山乗馬センター、森の国はお勧めですが、いずれも3月末は、営業が始まるかのぎりぎりのところです。「森の国」はキャンプやフィールドアスレチックがありますが、会長一押しのプログラムはMTBによるダウンヒルサイクリングです。850mの豪円山から日本海の海岸まで22kmを下るコース、午後の3.5時間で5,000円、海岸に着くと、MTBと客をトラックで森の国にとめた車まで運んでくれます。これはアメリカのペンシルバニア州でトレイルコースをサイクリングしたとき以来の感動でした。日本でもこのような場所はあまりないと思います。再度、大山に遊びに来るときは是非、トライしてください。電話で聞いたら、3月末でも開催するし、状況によって豪円山からではなく、香取村からもスタートするそうです。

 

 大山寺博労座に着いたら、徒歩で回ります。大山寺参道の石畳を両側の旅館やお店を見ながら登ります。かなり険しいです。今年の3月23日はまだゲレンデでは春スキーができて、参道は普通の靴で歩くことができたとのこと。大山寺境内まで行くと、右手に願いをかなえる宝牛、鐘つき堂があります。ここの本尊は地蔵菩薩。さらに、境内の左側にある、日本一長い石畳の参道を700m上ると、大神山神社奥宮につきます。3月末は厳しいかもしれませんが、ここはもと大山寺本宮でしたが、明治初期の神仏分離、廃仏毀釈によって、神道に譲渡し、今の大山寺に移ることになりました。実は、大山寺駐車場まで、車で上がることができます。大山寺橋に向かい車道を上り、左に折れて、キャラコの角で石畳の参道に入り、少し上ると右手にあります。宿坊・山楽荘(観証院)に宿泊の人は、まだ上まで車で行くことができます。
 大山寺のお参りがすんで参道を下ってくると、左手に金門へ行く小路があります。安来の山奥に、「黄泉比良坂」という現世と黄泉の国との境界があると紹介しましたが、金門は死者の世界と生者の世界の境界と言われ、修行僧が厳しい修行をした岩があります。これより眼下に広がるのが南光河原。石畳の参道まで戻り、下まで歩くとキャラコの角を左折して、モンベル(登山用品)の前を通り、佐陀川の南光河原にかかる大山寺橋に出ます。大山寺橋から見上げる南光河原と大山北壁の眺めは絶景。この河原は地蔵の山としての大山の信仰を支えた重要な場所で、ここを冥途との境界と伝えて、亡霊の供養のために小石を積みに来る人が今もあります。
 さらに、大山パークウェイを夏山登山口まで歩き、ここから円流院を目指して上ります。途中に、志賀直哉が「暗夜行路」の最終章を執筆したという蓮静院跡があります。さらに進めば円流院はすぐにわかります。モダンな建物の中に入ると、奥に地蔵菩薩、手前の床に寝転がって天井の妖怪画を眺めるひとが見えます。壁には、伯耆町出身の画家・太田澄江さんが作成された絵画がかかっており、奉納個展となっています。吉島潤承館長の説明を聞いて、妖怪と神仏の由来を聞き、天井の108の妖怪画(煩悩)を見ると、悟りが開けたような気がします。寺はすべて山号・寺号・院号を持っていますが、円流院は正式には、天台宗別格本山「角盤山(大山の別名)・大山寺・円流院」という塔頭の一つです。
 さて、来た道を参道本通りまで戻り、少し下ると、右手に「豪円湯院」という2014年に開業した温泉があります。山歩きのあとは、ここの温泉に入り、豆腐料理を食べると身も心も和みます。アルペン通りの角にある「モン・カフェ」は米子の名スキーヤー「大杖正彦さん」のお店で、パンケーキがおいしく若い人に人気。年配の人がゆったりと泊まるならホテル大山・しろがねがお勧めですが、筆者が小学校5年の大山登山で宿泊した、「とやま旅館」、「宮本旅館」、また精進料理がお勧めの宿坊・山楽荘もおすすめの宿です。

 

 ここから、大山パークウェイを車で、桝水高原に向かうと、右手に「大山まきば・みるくの里」方面の道が分岐する。この道を少し下ると、右手にチャペルのある「リストランテ天空」という結婚式場とホテルも兼ねたレストランがあります。ここのイタリアンとカウンターでコーヒーを飲みながらの米子市内の眺めは素晴らしいです。
 さらに、道なりに進むと、「大山まきば・みるくの里」に来ます。毎年3月中旬にオープン、ここの牧場、大山、下界のながめとソフトクリームは格別です。
 さらに降りると、左手に「ビアホフ・ガンバリウス」という久米桜酒造が経営するビアホールがあります。ここの「大山Gビール」のヴァイツェンは2011ワールド・ビア・アワードで金賞を受賞、また有名な純米大吟醸・八郷もここが製造しています。 さらに山を下ると、田んぼの中にコンクリート打ちっぱなしの建物が目に入ります。これは、「上田正治写真美術館」で、ここの作品と池に写る逆さ大山は筆者も感動しました。3月1日に開館となります。来た道をそのまま下ると、米子道の大山高原SICから落合、岡山方面にも直接行くことができます(6時から22時)。また、県道53号線を経由して、観光道路に戻ることもできます。

3)米子駅から「とっとり花回廊」とその周囲を訪ね、溝口インターで帰るコース
 

 自家用車で来訪の場合、米子駅から「とっとり花回廊」を見学、「ガンバリウス」で食事して、溝口インターから米子道に乗って、関西、広島方面に帰るというルートもおすすめ。「とっとり花回廊」は日本最大級のフラワーパークで、別項でも詳しく紹介していますのでご覧ください。3時間ぐらいでも足らないぐらい堪能できます。ここを出たら、45号線から溝口インターを通り抜け、「ガンバリウス」で食事をします。同じ道を戻り、溝口インターから米子道に入るとよいです。

4)米子駅から大山寺、大山蒜山パークウェイを通って蒜山インターで帰るコース
 

3月終わりごろはまだ寒いし、大山寺は春スキーもできますが、米子駅から大山観光道路、大山・蒜山パークウェイを経由して蒜山インターから米子道に入るコースは、自家用車で訪れた人が関西、広島方面に戻るときにはお勧めのドライブコース。
 米子駅を出て、米子南ICから山陰道、鳥取方面行に乗ります。米子東ICで降りて案内に沿って、大山観光道路(県道24号線、大山パークウェイ)を真っ直ぐ、大山寺の博労座まで行きます。ここまで25分ぐらい。そこで2)の大山寺探索を加えても良いです。2)と同様に大山寺からは桝水高原に向かい、そこから大山蒜山パークウェイで、蒜山インターから米子道に入ります。このルートは、車中からでもとてもきれいな景色を堪能できます。

5)米子駅から妻木晩田遺跡、淀江白鳳の里、天の真名井めぐり
 

 妻木晩田遺跡は、ゴルフ場開発時に発掘され、1999年に国の史跡に指定されました。吉野ヶ里遺跡を大きく上回る国内最大級の弥生集落跡で、古代出雲王国のころに栄えたところであります。その近隣にある淀江には、上淀廃寺跡から、法隆寺に匹敵する飛鳥時代の仏教壁画がみつかりました。古事記に記された国引き神話やオオクニヌシの物語の舞台と、古墳時代になってヤマト朝廷が中央集権化を進め、仏教が国教として取り入れられた歴史を伝えるスポットで、会長講演でも触れるところです。
 米子駅から淀江駅、15分、そこからタクシーで5分、車なら山陰道を東に向かい淀江ICで降りて遺跡まで20分で着きます。4月25日からは「大山るーぷバス」もここを通ります。遺跡について、「弥生の館」(つまり事務所の建物)の中で、弥生時代の生活、この遺跡の特徴、神話との関係を学ぶ、そこから外に出て、園内の竪穴式住居、高床式倉庫、古墳などを見て回るというコースが標準ですが、あまりに広いので、レンタサイクルが借りるほうがベターです。眼下に淀江の街や高速道路が見え、古代人の視点になれます。ここを出たら、標識に沿って、5分ほどのところにある上淀白鳳の展示館がおすすめ。ここは、法隆寺と同じころ、同じ規模の寺院があって、九州や朝鮮半島とも往来があった場所です。壁画や仏像が再建され、弥生時代に妻木晩田遺跡、古墳時代に仏教文化が栄えたが、大化の改新や大和統一によって、忽然と消えていくのは出雲王国の運命と軌を一にしていたと筆者は思います。
 すぐ近くの天神垣神社に行くと石馬が置いてあります。これは北部九州との交流があったことを意味し、さらに南の「天の真名井」に行くと、日本の名水100選に選ばれた湧水が飲めます。ここは古事記にも記載のあったところです。
 以上のような、古代ロマンの里、神話の里を回ってみられるのはいかがでしょうか。

大山るーぷバスMAP(大山エリア観光二次交通整備推進協議会・発行)
米子駅、皆生温泉と大山、大山パークウェイ、とっとり花回廊を結ぶドライブコースがわかりやすく表現されている地図です。
6)日本庭園と城下町をじっくりと愉しむかたへ:足立美術館、松江城、べた踏み坂

1)足立美術館、安来節演芸館、鷺の湯温泉
①米子駅→(車、23分)→②足立美術館、安来節演芸館、鷺の湯温泉
2)松江城、小泉八雲記念館、堀川遊覧
①足立美術館→(車、40分)→②松江城、堀川遊覧、小泉八雲記念館
3)大根島、江島大橋(べた踏み坂)
①松江城→(車、20分)→②大根島八束支所(中村元記念館)→(車、2分)→③大根島由志園→(車、10分)→④江島大橋(べた踏み坂)→(車、20分)→米子駅

米子駅から米子西ICで山陰自動車道(安来道路)に入り西に向かう。安来ICで出て、県道45号線を案内標識に沿って行くと、目的に到達する。30分もかからない。足立美術館は、米子市のお隣、島根県安来市にある美術館。安来市出身の足立全康という実業家が1970年に開館したものです。130を超える日本一と言われる横山大観の絵画をはじめ、近代日本画の巨匠たちの作品が並んでいます。もう一つの特徴は広大な日本庭園で、庭園も絵画のひとつという考え方からいつも整備が行き届いています。米国の日本庭園専門誌の日本庭園ランキングで、桂離宮などを抑えて、12年間連続で庭園日本一に選ばれました。筆者自身も初めて行ったとき、その偉容に圧倒されました。遠方からのお客様も是非、一見の価値があります。美術館の隣に、安来節演芸館というのがあって、ここでは、「安来節」と「どじょうすくいおどり」の発祥から歴史、現代に続く伝承の場として存在しています。踊りの師範から習うこともできますが、厳しい修行のようでした。また、足立美術館周辺は鷺の湯温泉と呼ばれる温泉旅館が並んでいて、その昔、白鷺が足の傷を癒したことから、鷺の湯と名づけられたと伝えられています。会長おすすめの旅館は足立美術館から徒歩3分でいける「さぎの湯荘」、宿泊も日帰りもOKです。
足立美術館へ行く途中に、意外な観光スポットを一つ紹介します。安来ICを下りて県道45号線を進みますが、少し海岸沿いの安来駅、安来市役所のほうに行くと、「和鋼博物館」というのがあります。神話に出てくる「八岐大蛇(やまたのおろち)」のお話で、スサノオがおろちのしっぽを切ると、三種の神器の一つである「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」が出てきます。これは、後に「草薙剣(くさなぎのつるぎ)」と名前が変わり、熱田神宮に奉納されることになりますが、この地方は昔から日本海に注ぐ日野川、飯梨川、斐伊川などの下流域で、運ばれてきた砂鉄から日本刀をつくる鋼鉄を製造する「たたら」製法と呼ばれる製鉄法が盛んであったところです。この史実を後世に伝えるために開館された博物館ですが、興味のある方におすすめです。また、この博物館の2階に、「安来グランパ」というとてもおすすめのレストランがあります。ここで、ビーフの炭火焼きをはじめ、おいしい料理を試してみてください。
足立美術館界隈から国宝・松江城へ行きます。国道180号線を通り、山陰道(国道9号線)から松江道路(高速道路)を通り、松江だんだん道路に出て、後は標識に従って走り、出発してから27km、40分ぐらいで到着します。3月末はまだ肌寒いですが、松江城の眺めは見事です。松江城は1611年に築城され、別名、千鳥城とも呼ばれます。戦後長らく重要文化財とされていましたが、平成27年7月にあらためて国宝の指定を受けました。松江城や周辺を整備してきた松江市民の努力が実ったのだと思います。全国で現存する12天守のうち、唯一の正統天守閣ともいわれており、日本のさくら名所100選、都市景観100選に選ばれています。複合式望楼型 の天守は4重5階地下1階の構造で、最上階からは遠方の宍道湖が一望できます。お城見学の後は、お堀を巡る「堀川遊覧」船に乗ってください。寒いときはコタツ船になります。橋をくぐる時に屋根が低なります。50分ほどの遊覧ですが、会長おすすめのツアーです。松江城の外側の武家屋敷の一角に、「小泉八雲記念館」があります。小泉八雲は、学会の特別企画で登壇願う「小泉凡」先生の曾祖父であり、妻との出会いや怪談の由来、系図など興味深い展示がしてあります。
松江城から米子まで帰ってくる場合、高速道路ではなく、中海に浮かぶ大根島、江島を通って米子空港の近くから米子駅というルートもおすすめです。県道260号線、県道338号線を東に向かい中海に浮かぶ大根島に入ります。道沿いに八束支所という役所があって、その2階が「中村元記念館」になっています。中村元先生は松江市出身で東大を卒業し、印度仏教の権威でした。彼の業績を讃えてここに記念館が作られ、日本の仏教研究のセンターの一つとなっています。ここの理事長が安来清水寺の清水谷善圭管主で、今学会の特別企画でご登壇願う方です。八束支所を出て少し進み右折すると、「由志園」というボタンの花で有名なテーマパークがあります。一見の価値はあります。由志園を出て、県道338号線にもどり、右折して被害方向に向かうと江島という2つめの島に入ります。ここから江島大橋を渡って、島根県から鳥取県に入ることになりますが、この上り坂が最近、ダイハツタントのCMで一躍有名になった「ベタ踏み坂」です。CMのままの光景が見えて、角のローソンに車を止めて、歩いたり写真を撮ったりする人が今も大勢います。ベタ踏み坂を越えて、鳥取県境港市にはいり、県道47号線を南下すると、米子空港のところをぐるりと回って、米子駅に帰ってくることができます。

1)足立美術館、安来節演芸館、鷺の湯温泉
2)松江城、小泉八雲記念館、堀川遊覧
3)大根島、江島大橋(べた踏み坂)
7)花に囲まれてくつろぎたい方へ:日本最大級の「とっとり花回廊」

①米子駅→(乗用車、18km、20分)→②とっとり花回廊
①米子駅→(無料シャトルバス、18km、25分)→②とっとり花回廊

大山の美しい姿を望む、日本最大級のフラワーパーク「とっとり花回廊」は3月末の寒さが残るときでも、会長一押しの観光スポットです。米子駅からは車で20分、無料シャトルバスで25分で着きます。このときは県道1号線を通ります。また、米子自動車道を行き帰りする時に立ち寄る方法もあります。この時は溝口ICを出て、とっとり花回廊の案内に沿って、国道181号線、県道1号線を経由します。
 西館の入り口から入ると、フラワートレインに乗って園内1周15分の旅をおすすめです。園内の花の多さにびっくりするのと概略がわかります。ただし、天候や時間帯によって運行日に注意が必要です。3月末では、西館の左手にシューリップ園を見ながら、展望回廊を北館まで歩きます。展望回廊とは、園内を一周する屋根付きの回廊で、一周すると1kmありますが、高さ30mからの眺めや地下トンネルなどの景色が楽しめます。北館の屋上階は展望休憩所となっていて、遠くに大山や園内の様子を一望できます。北館からはクリスタルロードを通って中心部にあるフラワードームまで行きます。ここはとっとり花回廊のメイン施設です。直径50m、高さ21mの大温室で、冬でも熱帯、亜熱帯の植物であふれており、3月19日から27日までは「らんまつり」が開催されています。フラワードームを出たら、南館通りを経由して南館(ジャングルドーム)に入ると、1階から2階をのぼりながら、熱帯、亜熱帯植物を立体的に見ることができます。その後、西館に戻ってきて、帰路に就くというのが、会長おすすめの3時間早回りコースです。余裕のある人は、回廊から離れてはいますが、自然散策ゾーンで、ふるさとの古径、桜の広場を歩いてみるのもいいです。3月末は桜にはもう少しかもしれません。また、この時期は開館が午前9時から午後4時までです。食事は、園内の「レストラン花かいろう」の鳥取和牛カレーがおすすめです。

乗用車で米子駅から「とっとり花回廊」に行く方法(県道316号線経由)
米子自動車道の溝口ICを利用する場合(案内に沿って国道181号線、県道1号線経由)
8)米子駅から歩く、サイクるの2時間コース:米子市内編
1)米子駅、ビッグシップから徒歩で城山散策コース

(荷物はほとんど持たず、靴は革靴でもよい、かなり山道、階段をのぼるので、急な天候変化に注意)
米子駅から駅前28号線を直進、国際ファミリープラザ、米子商工会議所の交差点を左折→国道9号線を横切り、鳥取大学病院の裏手の細い道を左手に湊山球場と城山を見ながら道なりに登山口まで→石段を上ると5分ほどで左手に「内膳丸跡」の四角い石垣で囲まれた跡地に出る。これは横田内膳の御殿。彼は初代米子城主・中村一忠の家老であったが暗殺された。→ここから右手のほうに曲がりながら登ると、本丸跡に出る。ここは五重天守(大天守)と四重天守(小天守)の二つの天守閣があったところで、ここからの眺めは見事である。米子市内、大山、中海が360度のパノラマで見渡せる。頂上は標高90m、登山口から15分ぐらいで到着。3月末は寒いかもしれないので衣服の準備を。→登山口まで下りてきて、2)の湊山公園コースを追加してもよい。

2)米子駅、ビッグシップから湊山公園散策コース

(荷物はほとんど持たず、靴は革靴でもよい、海沿いなので風が強い)
駅前28号線を直進、鳥大病院の敷地が終わるところに、湊山公園の入り口あり。→公園内を散策しながら日本庭園を見て、児童文化センターのプラネタリウム見学(11時、1時、2時、3時に開演約40分、寝転がるようにして見る、大人でも楽しい)→直進して中海に出ると、夕日の像(ここで、「夕日」のモチーフを見ながら絶景の夕日を眺める)→彫刻ロードを散策し、猿が島で猿を見る→逆方向に園内を散策して出発点に帰る。→ここから1)の城山散策コースに上ってもいい。

3)米子駅、ビッグシップから徒歩で、米子下町散策コース

(荷物はほとんど持たず、靴は革靴でもよい、旧市街を歩くが、急な天候変化と強風に注意が必要、前もって「下町観光ガイド」にお願いすることもできる)
9号線の山陰歴史館をスタート地点とする→笑通り商店街を歩いて古い街並みを見ながら、「下町館かどや」に寄る(ここで、特製の焼き芋とお茶を楽しむ)→寺町に向かい、全国でも珍しい9軒の寺が並ぶところを歩いていく(特に、各宗派が混在するのは不思議、妙興寺(日蓮宗)には横田内膳の墓がある)→鹿島茶舗でシャチホコを見て→岡本一銭屋で駄菓子を買う(森永キャラメル130円、グリコ・ビスコ40円etc)→「カフェ・ザ・パーク」で一休み→「もつ鍋・椿や」で食事(旧・「旅籠まつや」、古い民家をそのまま利用で雰囲気良好、味もいい)→近隣ホテルまで帰る。
下町歩きのオプションとして、岡本一銭屋から、「厨(くりや)」で喫茶、「レストラン皇(すめらぎ)」(古い蔵を改装したレストラン)でワインとフランス料理もおすすめ、昼食では、「マカロニ食堂」のイタリアン、「カフェ・レスト・バー ドドド」(アーケード街にあり、旧鳥取銀行を改装した広いレストラン、文字通り何でもある、ライブ演奏もできる)

4)米子駅、ビッグシップから徒歩で、中海遊覧船コース

(服装は何でもいいが、海の上に出るので、とにかく寒さの準備が必要、定期運航は10時と14時だが、3月末は微妙なタイミング、11人乗りの遊覧船が2隻あって、頼めばこの時間に出してもらえる、1人1200円)
9号線と交差する旧加茂川沿いの道を下り、天神橋たもとの乗船場から乗る→旧加茂川をいくつかの橋の下をくぐりながら中海に出る→無人島のかや島、粟島神社を見ながら沖に出る→ここからの米子市街、大山の眺めは最高、富士、槍ヶ岳に次いで日本第3位の眺めとか、左側の船上山は寝観音と言われる→隣の安来市を見ながら→新加茂川を遡上してビッグシップのすぐ近くまで来てUターン→約50分のコースで、上陸後は3)米子下町散策コースと合併しても良い。

5)米子駅、ビッグシップからレンタサイクルか徒歩で、彫刻ロード散策コース

(荷物はほとんど持たず、靴は革靴でもよい、川沿いと海沿いを通るのでレンタサイクルが好ましい)
1996年ごろから米子市が内外の彫刻家を年に2,3人ずつ集め、彫刻を作成するところから公開して整備してきた。意味が分かりにくい彫刻もあり、橋の下をくぐるところもある。ビッグシップの裏手は(新)加茂川の川岸にそって、彫刻と遊歩道が2km並ぶ。城山のふもとを周り艇庫のところまで来ると、1)城山登山コース、2)湊山公園散策コースを追加できる。

1)米子駅、ビッグシップから徒歩で城山散策コース
2)米子駅、ビッグシップから湊山公園散策コース
3)米子駅、ビッグシップから徒歩で、米子下町散策コース
4)米子駅、ビッグシップから徒歩で、中海遊覧船コース
4)米子駅、ビッグシップから徒歩で、中海遊覧船コース
5)米子駅、ビッグシップからレンタサイクルか徒歩で、彫刻ロード散策コース

という9つのセッションを紹介しますが、その多くは、今学会のテーマとも関係のあるスポットです。米と水がおいしいところは、昔からおいしい日本酒の産地です。山陰もその一つですので、番外編として「会長の独断と偏見で評価する鳥取地酒」を加えました。米子においでの際に、試していただけたら光栄です。

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