この度、第51回日本先天代謝異常学会総会・第8回アジア先天代謝異常症シンポジウムをお世話させていただき大変光栄に存じます。開催日時は2009年11月5(木)、6日(金)、7日(土)で、開催場所は新宿にあります京王プラザホテルでございます。
2008年は本学会50周年に当たる節目の年でした。2009年は今までの先天代謝異常学会の輝かしい成果を踏襲し、さらなる一歩を踏み出す学術集会にしたいと思っています。近年のマススクリーニング法や診断法の進歩で、先天性代謝異常症はけっして稀な疾患ではないことがわかりました。また、従来、先天代謝異常症は診断がついても、有効な治療法がない疾患が多いと思われていました。しかし、酵素補充療法や肝移植など、有効な治療法が開発され、適応疾患も拡大してきています。診療の場でも“やりがい”を実感できる領域になっています。このような医学・医療の進歩と本学会の絶大な努力で、先天代謝異常症に関心を持つ若い医師が非常に増えています。大変喜ばしいことです。若い医師の勉学したい意欲に答えるような学術集会にしたいと思っています。アジア先天代謝異常症シンポジウムにつきましては、第8回をむかえ、アジア諸国の先天代謝異常症をリードされている方々とも親密になりました。若い医師も非常に意欲的です。さらに交流を深めたいと思っています。顔を合わせて親睦を深めることは、お互いの視野を広げ、共同研究への発展や思わぬヒントにつながることがあります。
このような課題を念頭に特別講演、教育講演、シンポジウム、教育セミナーを予定しています。また、若手医師が積極的に学会で発表することを激励するために、若手優秀演題賞を設けました。さらに、学生と本学会セミナー参加者には、参加しやすいように優遇させていただきます。詳しくはホームページに記載していますので、奮ってご応募ください。
多くの方に本学術集会に参加していただき、交流を深めて明日の活力にしていただければ大変嬉しく存じます。皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。
第51回日本先天代謝異常学会総会・第8回アジア先天代謝異常症シンポジウム
児玉 浩子 帝京大学医学部小児科 |