臓器横断的シンポジウム
次世代に向けた、日本における脳死臓器摘出の標準化を求めて

脳死臓器提供が増加し、手技上の各施設の練度も向上していますが、なお後進の育成まで含めた機会の確保は十分ではありません。また、胸部臓器と腹部臓器、肝臓と膵臓、など時にコンフリクトが生じる場面もあり得ます。摘出臓器やドナーへの尊崇の念の保持は当然としても、摘出医にとっての過酷さが若手医師から漏れ聞こえることも事実です。若手医師を中心に、臓器提出時に感じる課題、臓器別や施設における業務改善、持参機器の整理、後進養成の工夫、学会やJOTに対する提言などを募りたいと思います。

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