第53回日本小児循環器学会総会・学術集会 The 13th Japan-China-Korea Pediatric Heart Forum with Asian Pacific Symposium

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点を繋げて、生命の線を引く

会長挨拶

会長:坂本喜三郎

2017年7月7日(金)~9日(日)に開催させていただきます、第53回日本小児循環器学会総会・学術集会の会長を務めさせていただくことになりました。ご推挙いただきました、当学会会員ならびに諸先輩、諸先生に心より御礼申し上げます。

今回のメインテーマは、

『点を繋げて、生命の線を引く』
Make a professional work.
Spin the works into the yarn of life for the children with cardiovascular disease.

とさせていただきました。その背景と現在の心境を記し、正式な御挨拶とさせていただきます。

私は、現在ならスーパーローテーション中の卒後2年目から静岡県立こども病院に赴任し、先天性心疾患に対する外科治療一筋で歩んでまいりました。手術の“いろは”さえ理解できていなかった私は、一日でも早く恩師:横田通夫先生の手術で役に立てるようにと“寝る前に目を閉じて、翌日の手術のsimulationをする”ことをルーチンにしました。まず“皮膚切開”、“胸骨正中切開”、続いて“送脱血管挿入”・・ちょっと待てよ、送血管のタバコ縫合の運針•深さはどうだったっけ・・。初めのうちは基本技術の壁を越えられず人工心肺が回る前に沈没の日々。どうにか心停止まで到達できるようになると今度は知識の壁にぶつかり、夜中に起きだして本を引っ張り出して解剖から確認することを繰り返し、数年後にどうにか基本症例のsimulation手術を終えて寝付けるようになりました。この経験を経て、いつの頃からか『外科の手術は、点を繋げて生命の線を引くような作業』と思うようになり、さらに最近は『医療そのものが、点を繋げて生命の線を引くような作業:各領域を担当するprofessionalが責任を持って仕事をし、それを繋げて患者に貢献できる医療に仕上げる 』と実感しています。2017年度から始まる専門医制度も『カリキュラムという点を繋げてプログラムという線にし、責任を分担できる専門医を育てる制度』と理解しています。

第53回学術集会では“多くのprofessionalとprofessional候補(点)に集まっていただき、現在行っている医療の向上と教育を含めた次代のより良い医療に繋がる線を引いていただきたい”と願っており、そのために必要な“効率的で気持ちの良い場”を提供するのが私の役目と考えております。

皆さん、楽しくて、自分のためになる、そして人のためになる時間を一緒に作りましょう。多くの皆様にご参加をお待ちしています。

第53回日本小児循環器学会総会・学術集会
会長 坂本 喜三郎
静岡県立こども病院 院長

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