臓器横断的シンポジウム
臓器移植におけるHTLV-1感染の脅威

ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV-1)感染は成人T細胞白血病(ATL)とHTLV-1関連脊髄症(HAM)を引き起こしますが、東日本に少なく、潜伏期間が長く、発症率が低いことから、生体臓器移植では禁忌とされていませんでした。しかし、生体肝移植、生体腎移植において極めて短期間に重症発症の報告があり、詳細な調査研究が行われてきました。本シンポジウムにおいては、HTLV-1感染について基礎的知識と肝移植、腎移植における調査研究の結果を講演していただきます。

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