本邦における小腸移植は半数以上がヒルシュスプルング病類縁疾患に対して行われていますが、多臓器移植が行うことができない現状では単独小腸移植のみが行われています。その場合は胃や結腸などは運動障害が残されたままなので術後管理に難渋することが少なくありません。このワークショップではヒルシュスプルング病類縁疾患に対する小腸移植の適応、術式の工夫、術後管理についての取り組みについて討論していただきます。