第60回日本透析医学会学術集会・総会

医理工連携と透析医療 2015年6月26日(金)~28日(日) パシフィコ横浜 会長:新田孝作

会長挨拶

会長:矢野雅文 第60回日本透析医学会学術集会・総会
会長 新田 孝作(東京女子医科大学第四内科学講座主任教授)

第60回日本透析医学会学術集会・総会を、平成27年6月26日から28日にかけて、パシフィコ横浜で開催させていただきます。大会を主催させていただくことは、大変な名誉であるとともに、責任の重大性を感じています。

透析医学が発展してきた過程で、理工系の先生方のご協力がなければ、ここまで進歩しなかったのではないかと思います。透析技術の進歩の過程を振り返り、新技術開発におけるヒントを提示したいと考えております。この様な経緯から、学術集会のテーマを「医理工連携と透析医療」とさせていただきました。

特別講演や教育講演では話題性のあるテーマを中心に企画し、シンポジウムやワークショップでは臨床の現場で問題になっているテーマに関して、参加型の企画を練っております。統計調査委員会と学術委員会の共同企画も考えております。理工系のスタッフによる、透析効率の評価やモニタリングシステムもテーマに取り上げます。若手育成のため、よくわかるシリーズや透析セミナーも充実させたいと考えています。

日本はアジア地域の重要な一角を占めていることから、アジアにおけるリーダーシップの確立がきわめて重要であると思います。アジア地域における交流を活発にし、透析医療の水準を高める努力が必要です。国際学術交流の一環として、アジア若手透析医のための企画をし、より緊密な人材交流の機会を設定したいと思います。

透析医学が発達した日本では、世界で類をみない程のスピードで高齢化が進んでおり、高齢者に対する透析医療が問題になっています。倫理的な側面から透析非導入を考えることや医療経済を考慮した治療システムの再構築は避けて通れない課題と考えられます。保険診療あるいは在宅医療の観点から問題点を抽出し、解決策を探ってみたいと思います。

本学術集会の開催に当たり、大会の趣旨をご理解いただきますとともに、大会の成功に向けて、ご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

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