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第72回日本食道学会学術集会

会長挨拶

第72回日本食道学会学術集会の開催にあたり

第72回日本食道学会学術集会
会長 加藤 広行
(福島県立医科大学)
会長:加藤広行

このたび、第72回日本食道学会学術集会を平成30(2018)年6月28日(木)、29日(金)の両日、栃木県宇都宮市にあるホテル東日本宇都宮で開催させていただくことになりました。歴史と伝統のある本学会の会長を務めさせていただきますことを大変光栄に存じますとともに、責任の重さに身の引き締まる思いであります。理事長の松原久裕先生をはじめ、名誉会長、名誉会員、理事、評議員の先生方に衷心より厚く御礼申し上げます。

本学会は、昭和40(1965)年に食道疾患研究会として設立し平成15(2003)年より学会に移行し、平成27(2015)年に50周年を迎えております。現在は内科、外科、放射線科の臨床医学と、病理学や生理学の基礎医学などの多領域に亘る医師が参画する横断的な学会となっています。そして多くの先人達のご尽力ならびにご業績により、診療ガイドラインや診療指針を発刊し、医療水準の均てん化を図るとともに世界トップレベルの治療成果を誇っております。

さて、今回のテーマは、「守・破・離(しゅ・は・り)」とさせていただきました。「守・破・離」とは、茶道や武道などの日本古来の『道』文化が発展、成熟していく過程で広く語り継がれてきた言葉であります。この語源は諸説ありますが、茶人・千利休が、茶道の心得や作法を和歌でまとめた「利休百首」に、「規矩作法 守り尽くして 破るとも 離るるとても 本を忘るな」という歌を遺したのが始まりと伝えられています。「守」は師の教えを守り、基本の型や技を習熟する段階を指します。「破」は身につけた基礎を磨き、より洗練させて基本の型を破り応用することです。「離」は師の教えから離れ、新しい独自の境地を切り拓くことを言います。これらの教えは時代が変わっても一つの物事を習得し、新境地を開拓する過程の中で重要な教訓を示しています。医学修行の道においても相通じる大切な心得で、食道学を研鑽する次世代の若手医師に紛れもなく伝承すべきと考えております。卒後10年までは「守」のごとく基本を忠実に学び、次の10年は基本を「破」り新たな改良を確立し、その後は師の教えから「離」れ独立するがごとく、10年毎の卒後教育の模範になりうると愚考する次第であります。さらに和歌の末尾にある「本(もと)を忘るな」は、「教えをいつしか打ち破り、離れることも大切だが、基本を忘れてはならない」と、基本を軽視されることへの警鐘でもあります。ちなみに歌舞伎役者の故・中村勘三郎さんの言葉である「型破りとは型を身に付けた人がやるから型破り。型のない人がやったら、それは形無し。」も本来、日本の武道や芸術で技を磨く修練を示す言葉で、「守破離」と共通した教えと思われます。

今回は、特別講演、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップなどを企画し、更には医師のみならず医療従事者との連携によるチーム医療に関しても数多く取り上げていきたいと考えております。是非とも医療に携わる多くの方にご参加いただき、本学会から新たな情報を発信できるようにお願い申し上げる次第であります。またご来駕いただく会員の先生方にご満足いただけるような実りのある有意義な学術集会にしたいと考えております。今後、教室をあげて鋭意準備していく所存であります。会員の皆様のご指導、ご協力を宜しくお願い申し上げるとともに、多くの皆様のご参集を衷心よりお願い申し上げます。

2017年6月

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