第8回日本再生医療学会総会
会長 坪田 一男
慶應義塾大学医学部眼科学教室
この度、第8回日本再生医療学会総会を担当させていただくこととなりました。大会長として会員の皆様にご挨拶申し上げます。
皆様ご承知の通り、現在、再生医療の歴史は大きな変革の時を迎えていると言えます。ES細胞で培われたサイエンスに、さらにiPS細胞も加わり、今後‟幹細胞研究”が再生医学・再生医療の中心となっていくものと考えられます。
そこで、今期総会のテーマを『学際化を迎えた幹細胞研究』といたしました。
本年春に組織工学会と合体したことより、この‟幹細胞研究”に、発生学や組織工学も組み入れ、さらに広く深く充実したプログラムとなるよう企画しています。臨床応用が実現している皮膚、血管、骨、眼、歯科などの各分野からの貴重な報告とともに、基礎分野からはさらに進化したホットな話題が集まることでしょう。現在国内にiPS細胞研究拠点が4か所選ばれていますが、各所からの最新の報告ができればと思います。
また、厚生労働省の倫理委員会で幹細胞を用いた再生医療が7件認可されていますが、それらのアップデートもできればと思います。この再生医療学会に参加すれば、基礎から臨床まで、最先端の情報、まさに「再生医療の今」を学ぶことができるように、教室員一同、企画準備をしています。招聘講演など内容が決まり次第このHP上にアップしていきますのでご期待ください。
再生医療は、基礎と臨床とが一体となり、真に科学を極めた医療と言えます。そこには、産・官・学の一致協力した取り組みが必至です。この総会を通して、さまざまな新しい発見、新しい出会い・連携が生まれ、さらに成熟した再生医学の時代へとアクセルを踏み込むことができれば嬉しく思います。 会員の先生方には、総会へのご参加はもとより、関係各位に広くお声がけいただければ幸いです。