第27回全国救急隊員シンポジウム大会ロゴ
会期:2019年1月24日(木)・25(金) 会場:サンポートホール高松、かがわ国際会議場、レクザムホール

開催地からのご挨拶

局長:河西 洋一

高松市消防局
局長 河西 洋一

平成31年1月24日(木)・25日(金)の2日間、「サンポートホール高松」「かがわ国際会議場」「レクザムホール」において、一般財団法人救急振興財団との共催により「第27回全国救急隊員シンポジウム」を開催するにあたり、一言御挨拶を申し上げます。

高松市は、多島美を誇る波穏やかな瀬戸内海に面し、これまで、人々の暮らしや経済・文化など様々な面において、その交通の利便性から、多くの企業の支店や、官公庁の出先機関などが集まり、四国の中枢管理都市として発展を続けてきました。気候は、年間を通して寒暖の差が小さく穏やかであり、全国的に見ても晴天率が高いのが特色です。

高松市は、豊臣秀吉の家臣、生駒親正が玉藻浦に居城を築き高松城と名付けたことが由来と言われ、江戸時代には、水戸黄門様で知られる、水戸光圀の兄、松平頼重が統治し城下町として栄えました。明治維新の廃藩置県後、香川県の県庁所在地となり、明治23年に全国40番目の市として市制が開始されました。その後8回の合併で、北は瀬戸内海、南は徳島県境に至り、都市機能と美しい自然が程よく調和した、豊かな生活空間を有する都市となりました。特に昭和63年の瀬戸大橋開通に始まり、新高松空港開港など様々な交通網が整備され、高松市を取り巻く環境が大きく変化する中、平成11年に中核市へと移行いたしました。

さて、救急業務は、昭和38年に法制化されて以降、昭和53年には救急隊員の行う応急処置等の基準拡大、平成3年には救急救命士法が制定され、その後、様々な処置範囲の拡大が行われてきました。一方、平成15年には、メディカルコントロール体制の整備、平成26年には指導救命士が中心となり教育体制を構築する取組の方向性を示し、救急隊員の現場活動における質についても変化をもたらせました。

高松には、四国の八十八箇所の札所を巡る「お遍路」の風土があります。たくさんの人々が弘法大師の足跡を辿り、この道を何度も歩いたことで、最初は細く弱々しい道が、永い年月踏み固められることで太く力強い道になったといわれています。この度の全国救急隊員シンポジウムでは、先人が培った、知識、技術、制度を深化させ、全国各地の新しい世代にその技能を伝承させると共に、更なる目標を掲げ、その一歩を踏み出し、先人の思いと共に歩んで行くことを目的として「歩む ~ 救命 更なる一歩を高松から ~」をメインテーマといたしました。全国の皆様の知識や技術を集結していただき、更に太く力強い道へとなれる、情報発信の場にしたいと考えているものでございます。

開催にあたり、関係各機関をはじめ、多くの皆様のご協力を賜りますようお願いを申し上げますとともに、お越しいただいた皆様に御満足いただけるよう準備を進めてまいる所存でございます。

最後に、余談ではありますが、高松市を有する香川県は「うどん県」としても有名です。是非、コシ(弾力)があり、イリコ(煮干)でとった澄み渡るだし汁が特徴の「讃岐うどん」を御堪能いただくとともに、特別名勝「栗林公園」や、源平合戦の古戦場跡の「屋島」なども巡っていただき、シンポジウムの合間にも充実した時間をお過ごしいただければ、開催地といたしましても大変喜ばしく思います。

それでは、「活力にあふれ 創造性豊かな 瀬戸の都・高松」に、全国の救急隊員を始め、関係各位の皆様にお越しいただくことを、私たち高松市消防局の職員一同、心よりお待ちしております。

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