1990年

使い捨て時代への警鐘




消費者問題

89年7月から90年6月
  • 紙ゴミ、産業廃棄物等の増加により、ゴミ問題が危機状態を迎え、リサイクル活発化
  • アースデー、全国500カ所で開催(4月)
  • 消費税への不満、低所得層ほど重く
  • ビール、タクシーなど物価値上げ相つぐ
  • 内外価格差是正に消費者の要望強まる
  • 放射能、農薬など輸入食品の安全性に不安拡がる
  • 法の目をくぐった悪徳商法減らず
  • 年金、医療、住宅など高齢化社会への不安増大
  • コメ輸入自由化論議激化
  • 車、家電製品に欠陥商品相つぐ
  • プリペイドカード法成立

物価のうごき

新聞3,190円
(月極め)

JR120円
(初乗り)

ビール320円
(大びん)

米価3,719円
(標準価格米10キログラム)

為替レート144円79銭
(対米ドル、期中平均)

勤労者平均収入519,349円
(「都民のくらしむき」より)


世相、社会問題

89年7月から90年6月
  • ソ連の政治機構の変革と東西冷戦構造の緩和
  • ベルリンの壁崩壊など東欧諸国の民主化
  • 日米構造問題協議(大店法、独禁法など協議)
  • 地球環境悪化に国際レベルで結束(9月東京宣言)
  • 出生率の低下続く(今年は1.57人で史上最低)
  • 食品安全を願う48万人の声を反映し、都議会活発審議
  • ゴルフ場農薬に一部自治体が規制

消費者月(週)間ポスターギャラリーへ