第81回日本泌尿器科学会東部総会,The 81st Annual Meeting of the Eastern Section of Japanese Urolgical Association,―近未来泌尿器科の展望―,Prospect of urology in the near future

会長挨拶

大山力

第81回日本泌尿器科学会東部総会
会長 大山 力
弘前大学大学院医学研究科泌尿器科学講座 教授

この度、青森市におきまして第81回日本泌尿器科学会東部総会を開催させて頂くことになりました。ご参加頂く皆様に心からご満足頂けるよう教室員一丸となって鋭意準備を進めております。開催日程は2016年10月7日(金)、8日(土)、9日(日)、10日(月)とさせて頂きますが、最終日の10日は卒後教育プログラムのビデオ講習を行います。本学が最初に東部総会の当番校を務めさせて頂きましたのは1953年(昭和28年)皮膚泌尿器科学講座の杉山萬喜蔵教授の時代でございました。その後、1970年(昭和45年)に舟生富寿教授、2003年(平成15年)に鈴木唯司教授が主催され、今回が4回目となります。東北に生まれ、東北地方会と東部総会をゆりかごにして泌尿器科医として育てて頂いた私にとりまして、東部総会は日泌総会に相当する重要な学術集会であり、本学会を主催させて頂くことは身に余る光栄でございます。

本学会のテーマは「近未来泌尿器科の展望-Prospect of Urology in the Near Future-」とさせて頂きました。「近未来」とは2025年を念頭に置いて、今後10年程度を想定しています。いわゆる団塊の世代の皆様が2025年頃までに後期高齢者に達しますので、社会保障費の急増が懸念されます。10年先のことを予測するのは大変難しいことですが、頭の中にビジョンを想い描くことは問題解決の第一歩だと思います。このような超高齢化社会における泌尿器科医の役割とは何か?泌尿器科の診療領域をどのように設定し、展開していくのか?境界領域の診療をどうするのか?高齢者医療やアンチエイジングにどのように関与していくのか?など、面白いテーマが山積しています。さらに、新しい専門医認定制度、医療事故調査制度など、我々を取り巻く環境の変化に目を向けながら、基礎研究分野も含めて明るい泌尿器科の展望を語り合う場を提供させて頂きます。

また、10月7日、8日には第33回日韓泌尿器科会議を同時開催させて頂きます。会場も東部総会と統一して二つの学会に自由に参加できるように致します。この機会に韓国の先生方との交流も深めて頂きたいと思います。

2016年3月には東北新幹線は津軽海峡を超えて函館まで延伸しました。世界最長の海底トンネルを経て函館まで足を延ばすのもよし、近隣には縄文のまほろば三内丸山遺跡、奥入瀬渓流、十和田湖、八甲田連峰、世界自然遺産白神山地もございます。この機会に是非周遊なさってはいかがでしょうか。 

皆様のご参加を心からお待ち申し上げます。