IASP2016IASP2016

IASP2016

IASP本部サイトお問合せ

IASPに参加しよう LACメンバーの体験記

IASPのWorld Congress on Painは出会いと学びの場

牛田 享宏
(愛知医科大学学際的痛みセンター 教授)

過去の開催の様子の写真

私が初めてIASPのメンバーとしてWCPに参加したのは、テキサス大学から帰国して直ぐの1996年のバンクーバーでの第8回の大会からである。留学時の仕事を発表するということで恩師の故W.D. Willis教授に指導をいただきながら準備をしたのが思い出される。バンクーバーでは多くのエキサイティングな演題が発表されたほか、リフレッシャーコースでは最新の疼痛医学知識のまとめを学ぶことができた。とりわけWillis先生が登壇されていた姿が今も目に浮かぶ。加えて思い出されるのは、そこで初めて後に色々とご指導をいただくことになる、故熊澤孝朗先生(名古屋大学名誉教授)、吉村恵先生(九州大学名誉教授)、後に共に働くことになる佐藤純先生(愛知医科大学客員教授)、柴田政彦先生(大阪大学教授)などと出会ったことである。聞くと、あのバンクーバーのWCPには細井昌子先生(九州大学)をはじめ現在の日本疼痛学会の中核のメンバーも参加していたとのことである。自身はその後のすべてのWCPに参加し、多くの新しい仲間とも出会ったし、海外の友人もできた。自分たちのチームもWCPでの発表などを目標に頑張ってこられた部分は本当に大きいと思う。

あれから20年が経過し、故熊澤先生達の時代からの念願でもあったWCPの日本での開催が漸く実現に漕ぎ着けた。もちろん、アジアで初めての開催でもある。日本の疼痛医学の研究は、常に海外からも注目を浴びてきた(実際、留学中のWillis研究室でも話題に昇ることが多かった)が、それを表立って披露する機会は残念ながらなかったのではないかと思う。私自身は前々回のミラノの大会では初めてのTopical Workshopの演者も経験させてもらったが、この横浜大会では多くの日本人の先生方がTopical Workshopやリフレッシャーコースの演者に選ばれた。是非、多くの研究者、学生さんに参加していただき、そして世界から多くのものを学ぶと同時に、世界に多くのものを発信して貰えたらと思う。

過去の開催の様子の写真

Page top

IASP本部サイトお問合せ

運営事務局MCI-JCS Japan株式会社 Email: iasp2016[あ]mci-group[ど]com([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)