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IASPに参加しよう LACメンバーの体験記

IASP総会は、大きな刺激を受ける国際会議

山本 隆充
(日本大学脳神経外科学系応用システム神経科学分野)

IASP総会で私が最も印象深いのは、2005年にオーストラリアのシドニーで開催された第11回総会です。1906年にDejerineとRoussyが視床痛の責任病巣は視床後外側で腹側尾側部にあると報告してから100年になるのを記念して、シドニーでの総会の後に、ニューカレドニアでpost-stroke painについてのサテライトシンポジウムが開催されました。私の恩師である坪川孝志先生が開発した大脳皮質運動野刺激を用いたpost-stroke painの治療について発表するようにと、シンポジストとしてご招待を受けました。この発表の後、Prof. Fields、Prof. Willis と痛みの下行性抑制系についてのdiscussionをしたのが懐かしく思い出せます。

坪川先生のご指導で痛みの下行性抑制系を学位論文のテーマとして、raphe-spinal neuronを賦活する脳の刺激部位について検討しました。この実験を開始するに当たって、Prof. Willisの脊髄後根電位に対するraphe nucleus刺激の効果とProf. Fieldsの脊髄後側索刺激によって逆行性放電を認めるraphe-spinal neuronの論文を何度も読み返したのを覚えています。このような素晴らしい先生方のお話を直接に聞いたり、直接にお会いすることができるのはIASP総会ならではのものだと思います。日本の若手の先生に是非とも横浜のIASP総会に参加していただき、痛み研究の最先端を味わうとともに、今後の研究に生かしていただければと考えています。

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