日程・プログラム

日程・プログラム

日程表 10月27日(木)28日(金)

記念プログラム

記念シンポジウム・シンポジウム・記念講演   ランチョンセミナー

一般演題プログラム

10月27日(木)   10月28日(金)

抄録

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学会第1日目:10月27日(プログラム開催予定 9:00〜18:30頃)

記念シンポジウム

慢性期医療と創る未来 ~地域医療構想のありたい姿

日時 10月27日(木)10:00~12:00
会場 第1会場(石川県立音楽堂 2F コンサートホール)
座長 仲井培雄(第24回日本慢性期医療学会 学会長)
シンポジスト 佐々木健(厚生労働省医政局 地域医療計画課長)
松田晋哉(産業医科大学公衆衛生学 教授)
武久洋三(日本慢性期医療協会 会長)
趣旨

2016年度は各都道府県で地域医療構想が策定されることになっており、金沢学会が開催される頃には、おそらく多くの自治体が公表していることと思われます。地域医療構想の策定に関しては、医療需要の推計方法や協議の場の進め方など、問題点も指摘されていますが、明るい未来を創るためにも、私たちは避けて通ることはできません。地域医療構想策定の先行事例や、制度の修正点も含めた今後の展開等をご教示いただきながら、今後、住民にとってもっとも身近な存在となる慢性期医療は、どのように地域医療構想に向き合い、その中でどのようなビジョンを描いていけばよいのかを、記念シンポジウムのテーマにしたいと思います。

シンポジウム1

その人らしい暮らしを支える 多職種協働

日時 10月27日(木)13:05~14:55
会場 第1会場(石川県立音楽堂 2F コンサートホール)
座長 池端幸彦(日本慢性期医療協会 副会長)
シンポジスト 秋下雅弘(東京大学大学院加齢医学講座 教授)
中村春基(日本作業療法士協会 会長)
阪口英夫(陵北病院 歯科診療部長)
安藝佐香江(南多摩病院 看護部長)
趣旨

その人らしい暮らしを支えるために、入院中に在宅・生活復帰支援に向けた患者・家族の心身の準備を整えることは、地域包括ケアシステムを支える病院の大きな役割であり、その根幹を支えるのが「多職種協働」です。平成28年度の診療報酬改定においても、多くの分野で多職種協働が評価されました。本シンポジウムでは、まず院内の多職種協働の取り組みとして重要になる、ポリファーマシー、生活行為向上リハビリテーションや認知症のリハビリテーション、医科歯科連携についてご教示いただきます。続いて、特定行為研修を終えた看護師が、地域内の多職種協働でどうような役割を期待されているのかをご提示いただきます。地域の病院として、どのような機能を持ち、どのように多職種協働体制を構築していくのか、会場全体でディスカッションをしたいと思います。

シンポジウム2

地域包括ケア病棟と創る地域包括ケアシステム

日時 10月27日(木)15:05~16:45
会場 第1会場(石川県立音楽堂 2F コンサートホール)
座長 猪口雄二(地域包括ケア病棟協会 副会長)
シンポジスト 小笠原俊夫(真栄病院 理事長)
森孝志(青磁野リハビリテーション病院 副院長)
石川賀代(HITO病院 理事長)
後援 地域包括ケア病棟協会
趣旨

地域包括ケア病棟は、ポストアキュート、サブアキュート、周辺機能、在宅・生活復帰支援の4つの機能を有し、地域包括ケアシステムを支えます。さらに、平成28年度の診療報酬改定では、手術や麻酔が出来高となり、その機能の幅は一層充実しました。しかし、実際にどの機能を活かし、どのような役割を担っていくかは、病院や地域によって大きく違ってきます。そこには、人口動態だけでなく、他の病医院との連携、介護施設や居住系施設を含む介護事業者の状況、在宅の介護力や地域の文化、交通機関等のインフラ整備、企業や教育機関の立地等、様々な要素が影響することが想定されます。本シンポジウムでは、地域包括ケア病棟の機能を活用した3つのタイプの病院に、現在の病院機能に至った背景をご教示いただき、どうやって地域と向き合い、その役割を構築していくか、議論をしたいと思います。

シンポジウム3

介護療養病床のあり方を考える

日時 10月27日(木)16:55~18:35
会場 第1会場(石川県立音楽堂 2F コンサートホール)
座長 清水紘(日本慢性期医療協会 副会長)
シンポジスト 鈴木健彦(厚生労働省老健局老人保健課長)
小山秀夫(兵庫県立大学大学院 教授)
桑名斉(信愛病院 理事長)
山上敦子(鳴門山上病院 理事長)
趣旨

医療・介護制度の大きな方向性は、社会保障費の伸びの抑制を見据えた在宅への移行です。しかし、こと自宅での医療・介護となると、家族の介護力や本人の選択と本人・家族の心構えが問われます。また、国は、介護離職ゼロを掲げて、今後の受け皿整備の計画を推進すると思われます。長期的な視点に立つと、新たな箱物を建てるより、既存の建物や機能をどう活かすかが、現実的な選択になりそうです。そうした中、これからの介護療養病床のあり方は、地域医療構想の実現や地域包括ケアシステムの構築にとっても大きな意味を持つと思われます。現在と将来の利用者像にしっかりと対応できる機能を持ちながら、経営の持続可能性も担保される必要があります。本セッションでは、介護療養病床の生い立ちから、制度設計、提供する医療・介護の質、経営まで、多様な視点で、介護療養病床のあり方を御議論いただきたいと思います。

学会第2日目:10月28日(プログラム開催予定 9:00〜16:30頃)

シンポジウム4

認知症 新オレンジプランの実践

日時 10月28日(金)9:00~10:40
会場 第1会場(石川県立音楽堂 2F コンサートホール)
座長 松谷之義(日本慢性期医療協会 副会長)
シンポジスト 宮腰奏子(厚生労働省老健局認知症施策推進室 室長)
北村立(石川県立高松病院 院長)
田中志子(内田病院 理事長)
熊谷頼佳(京浜病院 理事長)
趣旨

日本の認知症高齢者の数は、2012年で462万人、団塊の世代が75歳以上になる2025年には約700万人、65歳以上の高齢者の約5人に1人と推計され、誰もが関わる身近な病気になってきました。そこで、厚生労働省が新たに策定したのが「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」(新オレンジプラン)です。その中では、「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会の実現を目指す」ための、様々な施策が策定されています。本シンポジウムでは、新オレンジプランへの思いや概要をご教示いただくとともに、トップランナーによる地域ぐるみ、施設ぐるみの実践事例をご紹介いただくことで、自院や自施設で、明日から認知症にどう取り組むかを考える機会にしたいと思います。

シンポジウム5

慢性期医療におけるリハビリテーションのあり方

日時 10月28日(金)10:50~12:20
会場 第1会場(石川県立音楽堂 2F コンサートホール)
座長 橋本康子(慢性期リハビリテーション協会 副会長)
シンポジスト 山口晴保(群馬大学大学院保健学研究科 教授)
池村健(博愛記念病院 リハビリテーション部長・理学療法士)
上田佳史(芳珠記念病院リハビリテーション科 部長・医師)
趣旨

地域包括ケアシステムの構築に参画する病院には、「在宅に帰る」だけではなく「在宅で暮らす」ために、「自ら食べ、移動し、排泄する機能を維持・回復する」リハビリテーションの力が求められます。平成28年度の診療報酬改定では、摂食機能療法の対象や生活機能に関するリハビリテーションの実施場所が拡充されるとともに、回復期リハビリテーション病棟ではアウトカムが求められることになりました。リハビリの提供量と質だけを追求する時代から、リハビリを阻害する因子を除外し、個々の価値観にあわせる多様性と早期介入への要求が高まっています。回復期から維持期まで、様々な形でリハビリテーションを提供する慢性期医療において、リハビリテーションはどうあるべきなのか、急性期のリハビリテーションの視点を含めて、現場での実践を中心にディスカッションしていただきたいと思います。

シンポジウム6

医療・介護とまち・ひと・しごと

日時 10月28日(金)13:30~15:00
会場 第1会場(石川県立音楽堂 2F コンサートホール)
座長 安藤高朗(日本慢性期医療協会 副会長)
シンポジスト 高橋泰(国際医療福祉大学大学院 教授)
雄谷良成(社会福祉法人佛子園 理事長)
室谷ゆかり(アルペンリハビリテーション病院 常務理事)
趣旨

人口減少・少子化・超高齢社会という大きな課題に直面し、各地域がそれぞれの特徴を活かした持続的な社会が営めるよう、「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン」が掲げられました。安心して暮らし、働き続けられるまちをつくるため、医療・介護への期待は、2025年に向けてさらに大きくなっています。一方、地域医療・介護を持続可能性の面から考えると、こちらも「まち・ひと・しごと創生」とともに進む必要があり、両者は切り離せないテーマと言えます。本シンポジウムでは、地域間の推計人口と医療・介護提供力のギャップを活かした日本版CCRC構想をご教示いただくとともに、医療・介護とまち・ひと・しごとを融合した先行成功事例をご紹介いただき、両者が創る日本の未来を、皆さんと共に考えていきたいと思います。

記念講演

可能性の無視は最大の悪策

日時 10月28日(金)15:15~16:15
会場 第1会場(石川県立音楽堂 2F コンサートホール)
座長 仲井培雄(第24回日本慢性期医療学会 学会長)
講師 高野誠鮮(妙法寺住職、立正大学客員教授、地域力創造アドバイザー)
仲井培雄学会長からのご紹介

2008年。当時、北陸先端科学技術大学院大学が開催していた「地域再生システム論」の講師として登場された高野誠鮮さんは、不思議な雰囲気と迫力を身にまとっていました。そして、講義で繰り広げられた石川県羽咋市神子原地区における取り組みは、衝撃のひと言!とにかく現地を見てみたいとの思いで、すぐに見学のお願いをし、職員だけでなく行政や企業の方とともにツアーを組んで出かけました。今思えば、そこで見聞きした全てが、まさに「まち・ひと・しごと創生」でした。
それから8年が経ち、その取り組みはテレビドラマ化されるまでになりました。そして、地方創生が掲げられるなか、本学会のテーマを“医療・介護とまち・ひと・しごと”にしようと決めたとき、記念講演の講師として真っ先に思い浮かんだのが、高野さんでした。
記念講演では、ますますパワーアップされたお話を拝聴できることと思います。そして、8年前の衝撃をもう一度皆さんと一緒に味わいたいと思います。