第25回日本慢性期医療学会

ご挨拶

穂積 恒先生お写真 第25回日本慢性期医療学会
学会長 穂積 恒

 このたび、第25回日本慢性期医療学会を2017年10月19日(木)、20日(金)に仙台国際センター(仙台市)で開催いたします。学会長として皆さまに一言ごあいさつ申し上げます。
 平成29年度は、3月末までに第7次(期)医療計画ならびに介護保険事業計画が確定され、また平成30年4月1日には診療報酬と介護報酬の同時改定が行われます。将来の病院、診療所、施設ならびに各事業の方針を地域のニーズや、あるべき姿を十二分に考慮し決定しなければならない極めて重要な年になります。
 その様な背景に鑑み本学会のテーマを「地域が創る慢性期医療 -新たな医療への挑戦-」とさせていただきました。少子高齢化に伴う人口減少が加速度的に進行する状況で今後ますます厳しさを増す社会保障費の抑制、とりわけ診療報酬と介護報酬の削減と人材不足に起因する人件費の高騰という極めて厳しい経営環境の中で私たちは地域の求める質の高い慢性期医療に挑戦していかなければなりません。
 本学会ではより良い慢性期医療を実現しようと日々懸命に努力されている会員の皆さまに少しでもお役に立つような記念講演、シンポジウム、ランチョンセミナーや一般演題(口演・ポスターセッション)発表を企画いたしております。
 記念講演といたしましては、同時改定まで半年を切ったところで厚生労働省の鈴木康裕保険局長に「平成30年医療・介護の同時改定 toward&beyond」という演題名でご講演いただくことにしました。学会開催時期にはすでに大筋の改定内容は決まっていることが予想されます。その内容はもちろん重要ですが、それに込められた厚生労働省の今後の方針を読み解き、自病院や自施設の将来を考えるためにも会員の病院幹部の方のみならず一般職員に至るまで一人でも多くの方にご聴講いただきたいと考えております。
 また、東北地方と言えばやはり2011年3月11日に起こった東日本大震災を忘れることはできません。発生より6年以上経過いたしましたが、まだ復興半ばです。私たちはこの災害を忘れることなく今後に備える心掛けが必要と思います。そこでノンフィクション作家である石井光太氏をお招きし「遺体安置所で人々はいかに遺族に寄り添ったか」という演題名でご講演していただきます。石井氏は、東日本大震災の際に釜石市の遺体安置所を取材し、家族や友人たちが次々に遺体となって運び込まれる安置所の極限状態を追ったルポルタージュ「遺体-震災、津波の果てに」が高い評価を受け、2011年のベストセラーになった作家であります。石井氏には、あの日、遺体安置所でどういう光景が繰り広げられたのか。そして、人々はいかにしてそこから立ち上がろうとしたのか。現実に起きたことを、ご講演していただくこととしております。
 最後に、開催地である仙台市は交通至便で、牛タン、笹かまぼこ、ずんだ餅をはじめとする美味しいご当地グルメを味わうことができます。また、学会開催時期は東北各地の紅葉の見頃でもあります。学会終了後に東北各地に足を延ばされて東北の秋を満喫していただきたいと思います。
 末筆ながら、東北地方慢性期医療協会の役員の先生方をはじめ会員の皆さまや関係各位に、多大なご支援ご協力をいただきますことを心より感謝申し上げます。


主催

日本慢性期医療協会
〒162-0067 東京都新宿区富久町11-5
シャトレ市ヶ谷2階
TEL / 03-3355-3120 FAX / 03-3355-3122

学会事務局

東北地方慢性期医療協会(秋田県・外旭川病院内)
〒010-0802 秋田県秋田市外旭川字三後田142
TEL / 018-868-5511 FAX / 018-868-6220

運営事務局

日本コンベンションサービス株式会社 東北支社
〒980-0824 仙台市青葉区支倉町4-34 丸金ビル6階
TEL / 022-722-1311 FAX / 022-722-1178
E-mail / jamcf25@convention.co.jp

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