1.外傷診療におけるdecision making ―この症例、あなたはどう決断する?―
日時:5月20日(金) 9:00〜10:30
会場:第2会場 (リーガロイヤルホテル堺 4F ロイヤルホール①)
企画・座長:溝端 康光 (大阪市立大学大学院医学研究科救急生体管理医学)
【Discussant】
村田 希吉(東京医科歯科大学大学院 救急災害医学分野)
山崎 元靖(済生会横浜市東部病院 救命救急センター)
渡部 広明(大阪府立泉州救命救急センター)
関根 和彦(東京都済生会中央病院 救急診療科)
臼井 章浩(兵庫県立災害医療センター)
【特別発言】
久志本 成樹(東北大学病院 高度救命救急センター)
今 明秀(八戸市立市民病院 救命救急センター)
大友 康裕(東京医科歯科大学大学院 救急災害医学分野)
<企画の内容>(90分)
外傷診療では迅速で的確なdecision makingが求められます。CTを撮影すべきか手術を優先すべきか? 開腹かTAEか? どの術式を選択すべきか? 術野をどう展開すべきか? など、decision makingが患者の生死を左右するといっても過言ではありません。
このセッションでは、臨床の第一線で活躍されている先生方を討論者としてお迎えし、実際の症例を通してどのようにdecision makingをするのかを徹底討論していただきます。さらに、audience response system(ARS;聴衆応答システム)を使用し、会場の先生方の意見も確認しながら進行する予定です。
日々の診療でdecision makingに悩まれている先生には、外傷診療に携わる医師達が本音で語る討論に積極的に参加していただき、今後の外傷診療に役立てていただきたいと思います。
2.外傷診療における画像診断 ―この画像、あなたはどう読む?―
日時:5月19日(木) 10:00〜11:30
会場:第2会場 (リーガロイヤルホテル堺 4F ロイヤルホール①)
企画:中島 康雄 (聖マリアンナ医科大学 放射線医学講座)
松本 純一 (聖マリアンナ医科大学 救急医学)
船曵 知弘 (済生会横浜市東部病院 救命救急センター)
<企画の内容>(90分)
外傷初期診療における画像診断の第一の目的は、直ちに対処すべき損傷の発見ですが、適切な治療方針決定のためには、臨床的背景を加味した画像所見の解釈が重要です。
迅速に「直ちに対処すべき損傷」を検索するためには、受傷機転と緊急度の高い病態・所見を意識した読影が効果的です。臨床的背景を加味した画像所見の解釈とは、すなわち、患者の年齢、血行動態の推移、推定出血量・推定凝固能、損傷の部位と数を考慮したうえで総合的に緊急度・重症度を評価することです。画像診断は、背景にある臨床情報を正しく統合して解釈することで、時として、循環動態の推移だけでは評価できない重篤な病状を、より早期に捉えることができるポテンシャルを持っているのです。
本企画では、適切な治療方針決定のために、どう画像所見を解釈していくのか、外傷診療を理解した画像診断のエキスパートと共に画像を読んでいきます。「CT所見に基づく臓器損傷分類」の解説も含め、現場で使える実践的な知識を共有することを目的としています。特別企画1と同様、ARSを使用し、会場の先生方の意見も確認しながら進行する予定です。
国手に訊く(40分)
外傷診療に必要な知識、技能および判断力を養うためのエキスパートによる講義です。救命救急センターや救急部で働く若手の医師、これから外傷専門医を目指す医師、関連診療科の専門医などを対象にしています。少人数(40名)を対象にケーススタディー、対話形式で行いますので、診療のノウハウや手技の秘訣を熟練した医師に訊く大変貴重な機会です。奮ってご応募下さい。
学術集会一日目の夕方(3演題)、二日目の早朝(3演題)、それぞれ40分程度を予定しています。
なお、本教育セミナーは、日本外傷学会外傷専門医制度施行細則第6章第14条第4項の専門医更新に必要な業績目録(2)学会発表の4【日本外傷学会主催の講演会・セミナー参加】の認定を受けています。受講により5ポイントが付与されます。
応募方法:下記の申込書をダウンロードし、FAXにてお申込ください。
お申込いただきました方には、受講通知書をお送りさせていただきます。
申込期間:2011年2月1日(火)〜2011年3月31日(木)正午まで
申込人数:1セミナー40名(先着順)
参 加 費:1,000円(早朝セミナーでは軽食代を含む)
このたびは本教育セミナーにご応募いただきありがとうございます。
教育セミナーの申し込みは3月31日をもって締切とさせていただきました。
ただし、各セミナーに僅かですが、残席がございます。
希望されるかたは、下記の申込書に記入の上、FAXにてお申し込みくださいますようお願いいたします。
なお、1名につきセミナーの参加とご案内しておりますが、セミナー枠に空きがあり、同日のセミナーでない場合は、2セミナー目も受講いただけます。ご希望の方は、下記の申込書にご記入ください。
また、すでにお申し込みいただいている方で、2セミナー目を受講希望の方についても、同日のセミナーでなければ、お申し込みいただけます。
すでにメールにてご連絡しております受講通知書に、2セミナー目希望の旨をご記入の上、メールもしくはFAXにてご返信ください。
※ただし、2セミナー受講の場合は、参加費は2,000円となります。
【注意事項】
※変更があれば、随時ご案内いたします。
下記の残席は、5月18日(水)18:30現在のものです。
受付は先着順となっておりますので、当日残席がなくなる場合もございます。
ご理解の程よろしくお願い申しあげます。
■5月19日(木) 17:30〜18:10
2.重度腹部外傷の緊急開腹のコツ
大友 康裕 (東京医科歯科大学大学院 救急災害医学分野)
会場:教育セミナー会場 (リーガロイヤルホテル堺 3F 橘)
3.外傷TAEのTips
船曵 知弘 (済生会横浜市東部病院救命救急センター)
会場:教育セミナー会場 (リーガロイヤルホテル堺 3F 蘭)
4.Damage control surgeryにおける初回手術:abbreviated surgeryに求められるもの
久志本 成樹 (東北大学病院 高度救命救急センター)
会場:教育セミナー会場 (リーガロイヤルホテル堺 3F 葵)
■5月20日(金) 8:10〜8:50
1.多発外傷における頭蓋内損傷の治療
坂本 哲也 (帝京大学医学部附属病院救命救急センター)
会場:教育セミナー会場 (リーガロイヤルホテル堺 3F 橘)
5.多発外傷に合併した四肢外傷の治療 ―全身管理および局所管理の視点から―
松岡 哲也 (大阪府立泉州救命救急センター)
会場:教育セミナー会場 (リーガロイヤルホテル堺 3F 蘭)
6.大動脈閉鎖用バルーンカテーテル使用のこつ
木村 昭夫 (国立国際医療研究センター病院救急科)
会場:教育セミナー会場 (リーガロイヤルホテル堺 3F 葵)
JATECコース教材の公募と「JATECコース特別コーナー」の案内
JATECコースについては本学会会員のみならず、救急医療の現場に浸透し、今後もコース受講の需要が増えると見込まれます。最近の動向として、若手医師や外傷診療の経験の浅い医師の受講が増加していることもあり、教育手法やカリキュラムに臨床例の聴覚教材を増やしてはどうかとの意見があります。このため、最近ではフレイルチェストの動画、骨盤骨折におけるTAEの動画を取り入れるなどの改善をしてきました。また、現在、教材として使用している画像や動画についても、シナリオに相応しい実例の採用や精細で見やすい画像等に変更するよう求められています。
第25回日本外傷学会総会・学術集会開催の機会を活用して、JATECコースの教材をインストラクターから広く募り、良質な教材を収集することにしました。以下の要領で教材となる画像や動画等を公募しますのでご協力いただきますようお願い申し上げます。同時に、ケーススタディーの新作についても募集を行います。
なお、選定とカリキュラムへの組み入れについては、日本救急医学会JATECコースカリキュラム委員会とJATECコースグループ責任者等が審査いたします。優秀作品および採用作品は、学術集会時に特設コーナーで供覧し、表彰する予定です。