日本脳神経核医学研究会会員の皆様

第16回日本脳神経核医学研究会プログラム

日 時:2015年11月7日(土) 13:00~15:00
会 場:ハイアットリージェンシー東京 第4会場(B1階 天平B)
URL:http://www2.convention.co.jp/jcnn

テーマ:「脳循環評価の重要性 -脳核医学からのアプローチ-」

 内頚動脈あるいは中大脳動脈本幹の閉塞あるいは高度狭窄例の治療方針決定に際して、PET/SPECT検査を用いた定量的脳循環測定により、脳循環予備能の評価を行う事は重要視されています。特に、日本ではJET Studyによるエビデンスも示され、EC-ICバイパス術の適応決定に活用されています。
 しかしながら、昨年6月に公表されたACZを用いた脳循環予備能検査による、急性心不全や肺水腫などの重篤副作用発生の報告を受け、日本脳卒中学会/日本脳神経外科学会/日本神経学会/日本核医学会の4医学会より、本薬の適正使用についての指針を策定し、発表されました。血行力学的脳虚血の診療に脳循環予備能の評価は不可欠であり、その重要性と核医学検査の役割について今一度見直したいと考えております。
 本分野の一線で活躍する先生にご講演を賜ります。さらに、本分野の専門である司会者も交えて、今後の脳循環予備能評価の方向性を議論する予定です。多くの皆様の参加をお待ちしています。

総 会:13:00~13:15
    昼食を準備いたします。ただし先着順です、無くなった場合はご容赦ください。
開会挨拶:水村 直(東邦大学医療センター大森病院 放射線科)
講演会:13:15~15:00
    座 長:黒田 敏(富山大学大学院医学薬学研究部(医学)(脳神経外科学))
        水村 直(東邦大学医療センター大森病院 放射線科)
講演1:13:15~13:45
    PET/SPECTによる血行力学的脳虚血の評価:理論と実際
    山内 浩(滋賀県立成人病センター研究所)
講演2:13:45~14:15
    脳血管障害診療における脳循環評価の役割
    髙橋 淳(国立循環器病研究センター 脳神経外科)
講演3:14:15~14:45
    これからの脳循環測定の在り方:アセタゾラマイド使用の勧告を受けて
    小笠原 邦昭(岩手医科大学 脳神経外科)
テーマディスカッション:14:45~15:00 各演者と座長
閉会挨拶:運営委員長 尾内 康臣(浜松医科大学メディカルフォトニクス研究センター 生体機能イメージング研究室)

リーフレット(PDF形式)はこちらからダウンロードできます。
http://www2.convention.co.jp/jcnn/downloads/16JCNN_151107.pdf

 
ˆ