日本脳神経核医学研究会会員の皆様

第18回日本脳神経核医学研究会プログラム
http://www2.convention.co.jp/jcnn/

日 時:2017年10月7日(土)13:30〜15:45
会 場:パシフィコ横浜第5会場(会議センター3階311+312)

テーマ:ミエリンマッピング-髄鞘形成への画像からのアプローチ

髄鞘は神経軸索を包む絶縁体で、脊椎動物で発達し、高速な跳躍伝導を達成しました。髄鞘は中枢神経系ではオリゴデンドロサイト、末梢神経系ではシュワン細胞というグリア細胞により形成されます。脱髄や髄鞘形成は、軸索と髄鞘の間の相互作用により起こっていることが近年解明され、再生医療のみならず、脱髄疾患の根治治療薬開発への利用も進められています。
画像診断においても単なる結果としての脱髄の観察だけでなく、再髄鞘化や軸索と髄鞘の代謝の可視化が開発されはじめており、疾患の診断のみならず、病態解明や治療効果判定への画像の利用に期待が高まっています。
今回は、軸索と髄鞘形成の生理学的・生化学的メカニズムについて学び、PETおよびMRIにおけるミエリンイメージングの現状についてのお話をうかがい、臨床利用への方向性について考える機会を持ちたいと思います。
皆様ふるってご参加下さい。

総 会:13:30~13:40
    昼食を準備いたします。ただし先着順です、無くなった場合はご容赦ください。
講演会:13:40~15:45
    座長:松田 博史 (国立研究開発法人 国立精神・神経医療研究センター)
講演1:ミエリンバイオロジーの進歩
    馬場 広子(東京薬科大学 薬学部 機能形態学教室)
講演2:ミエリンイメージングに向けたPETトレーサー開発の試み
    加藤 孝一(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 脳病態統合イメージングセンター)
講演3:q-Space imagingを用いた新たな髄鞘の可視化法“ミエリンマップ”の開発
    藤吉 兼浩(独立行政法人 国立病院機構村山医療センター 整形外科 脊髄損傷治療研究室/慶應義塾大学医学部整形外科)

詳しくは、PDFをご覧ください。
http://www2.convention.co.jp/jcnn/downloads/jcnn2017_0921hk.pdf


 
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