ランチョンセミナー(Nuclear Neuroimaging Seminar)


「第24回日本脳神経CI学会総会ランチョンセミナーの主旨」

    テーマ:統計学的手法を用いた脳核医学画像の解析

    最近SPECTやPETなどの脳機能画像をより客観的に解析する手法として、SPMあるいは3D-SSPなどの解析法が登場しています。これまでの高次脳機能局在の研究では、視覚的評価による機能局在の同定や、恣意的に設定された関心領域における脳血流の増減の評価にとどまっていましたが、SPMあるいは3D-SSP解析により、より客観的に高次脳機能局在を指摘することが可能となってきました。いずれの方法論も、コントロールデータベースに対して指標の有意な変動が見られる領域を統計学的に見出すものであり、様々な臨床応用が考えられます。本セミナーは、二つの方法論の基本的考え方を習得することを目標に企画されたものです。