情報・広報・啓発委員会より

日本循環器学会関東甲信越支部主催
第4回心肺蘇生法市民公開講座開催報告

この度、2018年12月1日(土)に第4回心肺蘇生法市民公開講座を、「こどもや若者を心臓突然死から救おう」をテーマに、横浜ランドマークホールにて開催いたしました。これまでの市民公開講座では参加の見られなかったお子さん、ご両親、学校や部活動の先生、スポーツ活動にたずさわる方を含み100名の参加をいただき、講師のお二人は日本を代表する小児の心臓の不整脈診療の第一任者の堀米 仁志 先生(筑波大学小児科)と住友 直方 先生(埼玉医科大学小児心臓科)にご講演、菊地研先生(獨協医科大学心臓・血管内科)に心肺蘇生法の実技指導をいただきました。

堀米先生には「小中学生にもわかる不整脈とAED」をわかりやすい資料を作成いただきお子さんにもわかるように基本的な事柄から不整脈の実例まで丁寧に教えていただきました。

住友 直方 先生には「体育・部活動・スポーツと心臓突然死 (学校心臓検診ガイドライン作成のお立場から)」として多くの我が国の学童の学校での突然死統計データの推移に加え、さらに各種疾患についての詳細な事柄まで網羅的にお話しいただきました。そして発表の最後には、病気のない健常な若者がサッカー中に胸でボールを受けた衝撃で不整脈の発症とともに失神した様子を記録した動画をお示しいただき、その後心肺蘇生法AEDにより救命できたことをお話しされました。

このように、心臓突然死の仕組みを知りその対処策と必要性も感じていただいた後、胸部圧迫法と心肺蘇生法AEDの実技実習を、菊地研先生と経験豊富なインストラクターの方々により行なわれました。参加者全員に胸部圧迫法用の胸部模型と、三〜四人のグループ毎にインストラクター1名が担当し、インストラクターが自施設から持参したAED練習機を使用できるという、参加者全員に非常に良い環境で体験していただくことができました。

発表後、堀米先生、住友先生に発表のスライド資料を学会ホームページから見られるようにご提供いただきました。堀米先生、住友先生、菊地先生、インストラクターの皆様には大変貢献していただきました。広報においては東京、神奈川の関東甲信越支部会員の先生方に患者様へのお勧め、院内へのポスター掲示にご尽力をいただきました。また、さらに賛同者の方が口コミでお知り合いの方にお勧めいただいたのをきっかけに参加したという方が多数おられました。

関係各位の皆様にこの場をお借りして深謝申し上げます。何より、息をきらして真剣に胸部圧迫を体験いただいた参加皆様の真摯な姿に敬意を評します。本市民講座が心臓突然死の減少につながることを祈念し、会のご報告とさせていただきます。

2019年2月吉日

日本循環器学会関東甲信越支部主催
第4回心肺蘇生法市民公開講座
会長 石津智子(筑波大学 循環器内科)
野上昭彦(筑波大学 循環器内科)

当日の発表スライドおよび実技指導動画

  • 「小中学生にもわかる不整脈とAED」

    堀米 仁志先生(筑波大学小児科)

    こどもや若者を心臓突然死から救おう

  • 「体育・部活動・スポーツと心臓突然死」

    住友 直方先生(埼玉医科大学小児心臓科)

【画像をクリックすると、別タブで発表スライドをご覧いただけます】

  • 「心肺蘇生術の実技実習」

    菊池 研先生(獨独協医科大学心臓・血管循環器内科)

【画像をクリックすると、別タブで動画をご覧いただけます】

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