情報爆発とネットワーク時代の循環器病学|会長:永井 良三(自治医科大学 学長・東京大学 名誉教授) 会期:2014年3月21日(金)~23日(日) 会場:東京国際フォーラム・JPタワー・東京商工会議所

会長挨拶

永井 良三(自治医科大学 学長・東京大学 名誉教授)

永井 良三
自治医科大学学長 東京大学名誉教授

2014年3月21日(金)~23日(日)の3日間、第78回日本循環器学会学術集会会長を務めさせていただきます。首都圏での学術集会は、近年、横浜国際会議場で行われてまいりましたが、今回は、再開発された東京駅周辺の東京国際フォーラム、JPタワー、東京商工会議所で開催致します。

メインテーマは「情報爆発とネットワーク時代の循環器病学」としました。医療現場では電子カルテが普及し、病院情報やDPCデータのシステム化が進むなど、日々の診療の中で、大量の医療情報が扱われています。また、多くの治験や医師主導臨床研究、疫学研究がインターネットを介して行われるようになりました。さらに、基礎研究においても、ゲノムや分子・細胞機能の解析技術が飛躍的に進歩し、大量の情報が短時間で生み出されています。

こうした大量情報とネットワーク化は、地域医療における医療機関の間の連携においても重要な課題です。急性期医療から慢性疾患までカバーする循環器診療の現場でも、情報の流れのありかたについて、改めて考えてみる必要があります。とくに大量情報をもとにして知識を構築することに伴うリスクを認識し、対策を講ずることは、これからの循環器臨床と研究において避けることはできません。

会長特別企画には「我が国の地域医療の新展開に向けて」、「アジアからのエビデンス」、「循環器病ナショナルデータベース」、「医療の機能分担と連携」、「ゲノム科学の新展開」などのテーマを取り上げます。美甘レクチャーではテキサス大学のEric Olson博士を、真下記念講演では東京大学の谷口維紹氏をお迎えし、最先端の基礎研究をお話し頂きます。特別講演では米国から心臓の分子遺伝学の第一人者であるChristien Seidman博士をはじめとする著名な先生方をお招きします。

循環器臨床と研究に携わるすべての方が、新しい時代の循環器学について考え、創造する機会となることを願っております。

事務局・準備室