日本循環器学会関東甲信越支部主催 第4回 心肺蘇生法 市民公開講座

こどもや若者を心臓突然死から救おう(入場無料・先着300名)事前参加申し込み制

わが国では、年間約6万人の心臓突然死があり、中にはこどもや若者も含まれます。心臓は停止してしまうと、わずか数分で死に至ります。もしも心肺停止後にすぐに心臓マッサージと自動式体外除細動器(AED)ができれば、身近な人を突然死から救うことができます。今回の市民公開講座はお子さん、ご両親、学校や部活動の先生、スポーツ活動にたずさわる方の視点から心臓突然死をふせぐ方法を考え、実際に心臓マッサージとAEDを使う体験をしていただくことで、一般市民の健康増進の一助となることが目的です。

会期:2018年12月1日(土)13:00~16:00 会場:横浜ランドマークホール

1.「小中学生にもわかる不整脈とAED(13:00~13:45)」講師:堀米 仁志 先生(筑波大学 医学医療系 小児科) 2.「体育・部活動・スポーツと心臓突然死(13:45~14:30)」講師:住友 直方 先生(埼玉医科大学 国際医療センター 小児心臓科) 3.「心肺蘇生術の実技実習(14:50~16:00)」講師:菊地 研 先生(獨協医科大学 心臓・血管内科/救命救急センター)

会長:石津 智子(筑波大学 医学医療系 循環器内科) 会長:野上 昭彦(筑波大学 医学医療系 循環器内科) 主催:一般社団法人 日本循環器学会 関東甲信越支部 共催:筑波大学 医学医療系 循環器内科

ご挨拶

さてこの度、第4回心肺蘇生法市民公開講座を、2018年12月1日(土)に横浜ランドマークホールに於いて開催することとなりました。この講座は、心臓と血管の病気を専門とする医師を中心とした日本で最大規模の医学会である日本循環器学会の関東甲信越支部が主催する年に一度の社会貢献企画です。これまでは東京で行われてきましたが、今回は初の横浜での開催です。

わが国では、年間約6万人もの心臓が原因の突然死があることがわかっています。その中には小さなこどもや未来ある若者が含まれています。ある日突然心臓が止まってしまうこの恐ろしい心臓突然死を一人でも減らしたいと、日本循環器学会では日々診療や研究に励んでいます。このような医学研究成果の蓄積により、心臓突然死の原因にはどのようなものがあるのか、体育や運動を行う場合どのようなことに気をつけるべきかが少しずつわかってきました。心臓突然死の仕組みを知り、その対処策を理解することは、予防に役立ちます。また、実際に突然心臓と呼吸が止まって倒れてしまった場合に遭遇した場合、放っておけばわずか数分でその方は命を失ってしまいますが、その場に居合わせた人が力を合わせて心肺蘇生術および自動式対外除細動器(AED)を使うことができれば、その命を救うことにつながります。

本市民公開講座は当学会の社会貢献活動の一つとして、毎年約200人の一般市民の方々に無料で参加していただいております。今回は、「子どもや若者を心臓突然死から救おう」をテーマに、お子さん、ご両親、学校や部活動の先生、スポーツ活動にたずさわる方の視点から心臓突然死をふせぐ一助となることが本講座の目的です。また、例年通り、AEDを使用した心肺蘇生法の実技実習も実施いたします。実技は予約制で、経験豊富なインストラクターが丁寧にお教えします。講師のお二人は日本を代表する小児の心臓の不整脈診療の第一任者です。小学生から大人の方にもわかりやすくお話しいただきます。予約がない場合は実技はできませんが、当日席に余裕がある限り講演を聞いていただくことは歓迎いたします。

どうぞ皆様、奮ってご参加下さい。

そして、この会の趣旨である“子どもや若者を心臓突然死から救おう”に賛同いただける方は、この会のことをお友達やお知り合いに知らせてください。どうぞよろしくおねがいいたします。

謹白

2018年9月吉日

会長 石津 智子(筑波大学 医学医療系 循環器内科)
野上 昭彦(筑波大学 医学医療系 循環器内科)

会場アクセス

電車のアイコン
JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン
「桜木町」駅下車、動く歩道利用で徒歩5分
電車のアイコン
横浜高速鉄道 みなとみらい線
「みなとみらい」駅下車、徒歩3分
バスのアイコン
バス(京急バス)
横浜駅東口発141系統に乗車、「美術の広場」バス停下車

会場アクセスマップ

お問い合わせ

日本循環器学会関東甲信越支部 第4回心肺蘇生法市民公開講座 運営事務局
日本コンベンションサービス株式会社 内
tel:03-3508-1237 | fax:03-3508-1302 | e-mail:jcskanto.shimin[あ] convention[ど]co[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。)

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