第1回日本肺循環学会学術集会

会長挨拶

下川 宏明
下川 宏明
第1回日本肺循環学会学術集会 会長
東北大学大学院医学系研究科循環器内科学 教授
この度、わが国の肺循環疾患の研究・診療を推進する目的で、多くの分野の研究者が一同に介し「日本肺循環学会」が設立され、その第1回目の学術集会を2012(平成24)年9月22日(土)に東京ステーションコンファレンスにて開催させていただくことになりました。
 医学の進歩により、心臓病や肺疾患の診療には大きな進歩がありました。しかし、その境界領域ともいえる肺循環疾患に関しては、それを担当する研究者・医療者が多くの分野にわたることから、これまでは各々の分野での研究・会合が行われてきました。その結果、一定の成果は見られてきましたが、医学研究や医療もグローバル化する中で、わが国からの肺循環疾患に関する情報発信をさらに発展させる必要があります。
 こうした現状を鑑み、肺循環疾患に関係する医学者・医療者が一同に介する学会の設立の必要性が認識され、今回の「日本肺循環学会」の設立に至りました。本学会の設立に理事・評議員として参加していただいた研究者は、肺循環に関係した多くの分野にわたります。
 第1回目の今回の学術集会のメインテーマも、従いまして「日本における肺循環診療・研究の集学的スタート」とさせていただきました。海外よりUniversity of BolognaのNazzareno Galiè先生、South Paris UniversityのGérald Simonneau先生、University of ChicagoのStuart Rich先生をお迎えし、シンポジウムのKeynote Lectureで講演をいただく予定です。また、「心エコーハンズオンセッション」を企画いたしました。一般演題は全国から予想を多く超える68演題のご応募をいただきました。一方、コメディカルの皆様にも多くご参加いただけるよう、コメディカルセッションを企画することで、コメディカルの方々にも魅力あるプログラムに仕上げることができたのではないかと考えております。
 なお、プログラムの終了後には会員懇親会を開催いたします。全員がご参加いただけます。会員の皆様には、肺循環に関心を持つ同僚や友人をお誘いいただき、多数のご参加をいただければ幸いです。
 本学術集会が、わが国の肺循環疾患に関する医学研究・診療の新たな第一歩となり、今後、日本から多くの情報発信がなされることを願っております。
 多くの皆様のご参加を、どうぞ、宜しくお願い申し上げます。