臓器移植法が改正されて心臓移植が増え、国産の植込型補助人工心臓が製造承認された。さらに各種の幹細胞研究をはじめとして再生医学が進歩し、重症心不全に対する治療選択の幅が増えている。重症心不全に対する外科治療の現状と課題について論じる。