体外循環技術や周術期管理の進歩、治療体系の確立により先天性心疾患に対する外科治療成績は著しく向上した。この中で心臓外科医は術式の改良、手技の向上を積み重ねてきた。経験豊富な外科医が日々の手術の中で着目する手術の“コツ”を若手外科医に伝え、技術の伝承と更なる向上への一助としたい。