第31回日本泌尿器内視鏡学会総会

会長挨拶

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会長 金山 博臣
(徳島大学大学院医歯薬学研究部 泌尿器科学分野 教授)

2017年11月16日(木)~18日(土)の3日間、徳島市において第31回日本泌尿器内視鏡学会総会を開催させていただきます。伝統ある本学会総会を主催させていただくことは、徳島大学泌尿器科教室員および同門一同にとって、大変光栄な事であり、皆様のご支援に厚く御礼を申し上げる次第です。

第31回日本泌尿器内視鏡学会総会のメインテーマは「From Technology to Endourology Artistry ~泌尿器内視鏡技術を芸術の高みへ~」とさせていただきました。技術を極めると、芸術の域に達することができます。経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)、経尿道的前立腺切除術(TURP)など内視鏡手術が普及し始めた頃は術者以外には手術野は見えず、高難度の技術でした。その後、医療機器・内視鏡機器の進歩により体外衝撃波結石破砕術(ESWL)、経皮的腎砕石術(PNL)、経尿道的腎尿管砕石術(TUL)が導入され、尿路結石の治療が激変しました。さらに、副腎疾患・腎尿管疾患、さらには前立腺・膀胱疾患に対して腹腔鏡手術が導入・普及されるようになり、泌尿器科検査や泌尿器科手術の標準術式が大きく変化しました。最近ではロボット支援前立腺摘除術も標準術式となり、腎部分切除術も保険収載されました。技術革新により泌尿器内視鏡検査・手術は大きな進歩を達成しましたが、手術を行うのは人です。内視鏡手術手技の技術を極めると、無駄がなく、美しく、迅速で、安全・安心な手術が可能になり、芸術の高みに達する事ができます。安全な手術手技の導入、適切な手術適応の判断、手術手技の標準化が大前提ですが、我々が目指すべきは、芸術の域に達した手術手技の習得です。本学会では、芸術の域に達した手術手技とはどういうものか、技術を極めるためにはどのようにすれば良いのか、考えたいと思います。手術手技を習得するためのトレーニング、教育方法、評価方法などについてもディスカッションしていただければと思います。

意義のある学会にするため教室員・同門一同力を合わせて準備をしております。多くの皆様にご参加いただきますようお願い申し上げます。

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