第22回日本臨床救急医学会総会・学術集会

会長挨拶

会長 加藤 正哉

第22回日本臨床救急医学会総会・学術集会
会長 加藤 正哉
(和歌山県立医科大学 救急集中治療医学講座 教授)

日本臨床救急医学会の第22回総会・学術集会を2019年5月30日(木)~6月1日(土)に和歌山市の和歌山県民文化会館とその周辺施設を会場として開催させて頂きます。関西での開催は第12回の横田順一朗会長以来10年ぶりですが、交通や宿泊が懸念される地方都市での開催にあたり、県立大学の特徴を生かして、行政や関係諸機関の協力を得ながら、教室員一同、鋭意企画運営にあたる所存です。会員の皆様にはご協力ご指導をお願いするとともに、和歌山まで足をお運び頂きますようよろしくお願い申し上げます。

第22回総会・学術集会のテーマは「救急医療のリアリティー」といたしました。realityは「現実、真実、事実であること」などの意味で、よく使われる言葉ですが、反対語はideality理想です。救急医学は理想の形、あるべき姿を、追い求める学問体系ですが、救急医療、言葉を換えれば臨床救急、はそこに向かいながらも、目の前の課題や障害に直面し、解決できることもできないことも併せて、現実に対応するための学問と思います。現実の社会や医療制度がどんどん多様化している中で、毎日の救急医療が遂行されるためには、本学会の一貫したコンセプトである多職種連携が不可欠です。自分たちの職種を取り巻くリアルを再認識して、あるべき形を考える機会になるような企画を検討中です。

救急救命士制度が誕生し、国内にドクターヘリが飛び始めた平成の時代には、様々な災害も経験しました。元号が変わって、最初の総会・学術集会です。皆様奮ってのご参加をお待ちしております。

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