第42回日本遺伝カウンセリング学会学術集会

大会長挨拶

第42回日本遺伝カウンセリング学会学術集会 大会長
川目 裕
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構
遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野
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みなさま、こんにちは。

東北大学 東北メディカル・メガバンク機構遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野の川目 裕です。この度、私が臨床・研究両面において大変にお世話になっております東北大学の呉 繁夫先生(医学系研究科小児病態学分野)及び青木洋子先生(医学系研究科遺伝医療学分野)を副大会長にお迎えし、ここ仙台で第42回日本遺伝カウンセリング学会学術集会を開催させていただくにあたり、一言ご挨拶を申し上げます。

今回の学術集会のテーマは、「ゲノム医療を支える遺伝カウンセリング:ナラティブとエビデンスの調和」としました。

近年、遺伝情報を利用した医療・保健が実際の臨床の場面でも次々と導入されています。研究の枠組みではありますが、母体血胎児染色体検査(NIPT)、未診断疾患イニシアチブ(IRUD)、がんのパネル検査などの網羅的なゲノム解析が臨床で展開されています。これら次世代のゲノム医療において、遺伝カウンセリングの重要性は、益々、高まっています。

遺伝カウンセリングとは、個々のクライエントに合わせた情報提供と心理社会的援助がカップリングされた、大変にユニークな医療サービスです。遺伝カウンセリングは、“Why did this happen?”(どうして? )に対応することといわれます。この質問は、多くの場合、文字通りの説明を求められているだけでなく、実存的な不安の現われであり、対応には質問の後ろにあるかも知れない背景や物語への理解や共感が必要となります。

日進月歩で変化してゆくゲノム医療を支える遺伝カウンセリングについて、ナラティブとエビデンスの側面から、また、遺伝カウンセリングの臨床、研究、人材育成、制度など多様な側面から学び議論できる学術集会を目指します。

これから本ホームページに、学術集会の情報を順次掲載していく予定です。どうぞ多数のご参加をいただきますよう心からお待ちしております。

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