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会長挨拶
このたび、第46回日本肝臓学会総会会長を拝命いたしました。身にあまる光栄と存じています。総会としては東北地方で初めての開催となります。
さて、第46回総会のメインテーマは「パラダイム創生とサステイナビリティ」とさせて頂きました。肝臓病学における新しいパラダイムを創り出すことが、これからの肝臓学会の発展に重要であると考えています。さらに新しい学問の芽だけでなく、従来から育まれてきたものを持続的に発展させることも大切であると感じています。現代のわが国はあらゆる分野でこのサステイナビリティが求められているように思っています。私どもの想いを込めて、メインテーマとして掲げました。
特別講演は国立感染症研究所所長 宮村達男先生と大阪大学名誉教授 松澤佑次先生にお願いしてあります。宮村先生にはC型肝炎ウイルス発見当初からの研究の歴史と今後の展望についてご講演頂く予定です。会員の皆様にC型肝炎研究の新しい道筋を感じとって頂ければと期待しています。松澤先生にはメタボリックシンドロームと近年著しい進歩を遂げている脂肪細胞の科学、アディポサイエンスについてお話いただく予定です。内臓脂肪蓄積、インスリン抵抗性および脂肪細胞から分泌される生理活性物質群など新しい話題に触れて頂けると思っています。
また特別企画「肝臓病学におけるパラダイム創生」として、代謝、再生、がん、画像診断の4つのテーマについて、それぞれの分野でわが国を代表する先生方に夢のあるご講演をお願いしております。若い先生方に大いなる刺激と示唆を受け取って頂ければと祈念しています。
さらにメインテーマに沿って、今日的なテーマでシンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップを公募致しますので奮って応募頂けますようにお願い申し上げます。
開催時期は山形でも最も気候の良い時期であり、サクランボの季節でもあります。ぜひ会員の皆様には山形にお出かけいただき、何卒、学会を盛り上げて頂けますようにお願い申し上げます。山形にてお待ち申し上げております。
2009年7月吉日
第46回日本肝臓学会総会 会長
山形大学医学部消化器内科
河田 純男
