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第58回日本リンパ網内系学会総会・第28回日本樹状細胞研究会・第21回日本血液病理研究会

会長挨拶

第58回日本リンパ網内系学会総会開催にあたって
時代の転換点におけるリンパ網内系研究、診断と治療
―Lymphoreticular research exploring the new era in diagnostic and therapeutic approaches

第58回日本リンパ網内系学会総会を開催させていただくこととなりました。栄えある本学会総会を主催できますことを大変に光栄に存じております。

本総会では「時代の転換点におけるリンパ網内系研究、診断と治療」をテーマに悪性リンパ腫とリンパ網内系研究における最新のデータのキャッチアップと活発な議論の機会を得たいと念じております。診断につきましては、従来の病理学的手法を超えて多様なオミクスomics解析と生物統計学的手法による知見の深化が常に図られています。さらに治療面では、免疫チェックポイントをターゲットとする抗体薬、分子標的薬などの大幅な応用展開による劇的な変化が強く予感されます。これとともに従来の予後因子 prognostic factorから治療反応性予測因子predictive factorへの急速な関心の高まりなど、まさに今、私どもはリンパ網内系研究を巡る時代の転換点にあるといえます。従来の診断・治療の考え方が旧弊なものに映ると同時に、新たな時代の潮流に応える者こそが希求されるべきときであろうと存じます。リンパ腫領域における免疫チェックポイント抗体薬を用いた臨床研究一つを取りましても、既に世界で100を超える数が為されつつあります。それらの結果は漸次公表されるであろう一方、現段階で一年余の後の展開を予測することは至難であります。ゆえにこの紙面をお借りしてプログラムの詳細を述べることは極めて難く、この点を深くお詫び申し上げます。

また、このようなときであればこそ、病理・臨床・基礎の研究者が一同に会し、出来る限り最新・最良のデータに接し、活発な議論を通して今後の展開を俯瞰することの重要性は論を俟つまでもなきことと存じます。

今回のリンパ網内系学会総会は第28回日本樹状細胞研究会(会長:中原剛士先生)、第21回日本血液病理研究会(会長:稲垣宏先生)との共同で開催いたします。 特に若い先生方のご参加と創意に満ちた真摯な発言を心より期待しております。

結びにあたり、学会開催に多大なるご尽力をいただきました会員各位、理事並びに評議員の先生方、関係各位に改めて深甚なる感謝の意を表させていただきます。

平成29年4月吉日

第58回日本リンパ網内系学会総会
会長 中村 栄男
(名古屋大学大学院医学系研究科)

副会長 木下 朝博
(愛知県赤十字血液センター)

副会長 永井 宏和
(国立病院機構名古屋医療センター)

第28回日本樹状細胞研究会開催にあたって

このたび、第28回日本樹状細胞研究会を、2018年6月29日(金)に名古屋市(愛知県産業労働センター ウインクあいち)で開催させていただくことになりました。第58回日本リンパ網内系学会総会(会長:中村栄男先生)と第21回日本血液病理研究会(会長:稲垣宏先生)との合同開催となります。伝統ある本研究会を主催できることを大変光栄に思います。

樹状細胞は、免疫反応の中心的役割を担う免疫担当細胞であり、癌、炎症性疾患、アレルギー疾患において重要な役割を果たすことが知られています。その樹状細胞を研究する研究者が一同に会し、その研究を発展させることを目的として、日本樹状細胞研究会が1989年に発足いたしました。発足当初より毎年、様々な分野を専門とする多くの研究者が活発な議論を積み重ねてきています。近年、臨床現場における新規薬剤の開発の進歩は目を見張るものがあり、悪性腫瘍に対する免疫チェックポイント阻害薬や炎症性疾患・アレルギー疾患に対する生物学的製剤など、疾患の病態に即した治療というものが拡がりつつあります。その多くは長年の病態に関する基礎研究を基にしたものであり、基礎研究と臨床現場における新規治療の開発の融合の結果といえます。今後もこのような状況が医学の進歩に大きな発展をもたらすことは間違いありません。その意味で、異なる専門領域を持つ多くの基礎分野、臨床分野の研究者が参加する本研究会は、今後ますます有意義なものになると考えられます。

第28回日本樹状細胞研究会では、一般演題に加え、樹状細胞研究を精力的に行っている臨床分野の先生方をお招きするシンポジウム、特別講演2題(順天堂大学 横溝岳彦教授、国際医療福祉大学 菅谷誠教授)を行う予定です。今大会におきましても、これまでに引き続き、多くの方々にご参加をいただき、基礎研究から臨床医学的研究まで最新の研究成果に触れ、活発な討論により多くの参加者の方々の研究の発展がなされることを期待いたします。

平成29年8月

第28回日本樹状細胞研究会
会長 中原 剛士
(九州大学大学院医学研究院)

第21回日本血液病理研究会開催にあたって

本研究会においては、悪性リンパ腫や骨髄腫を中心にその病態の理解や病理診断の実際について講演・討論が行われてきました。そして血液腫瘍に関わる人々が使用する共通言語として、WHO分類は非常に大きな役割を果たしてきました。2017年秋には、WHO分類が4th edition volume 2として9年ぶりに改訂され、新しい疾患単位や重要な知見が多数盛り込まれています。われわれの共通言語であるWHO分類は、明快さを非常に重要視していますが、それでも一部にわかりにくい表現や概念があるのも事実です。また一部の疾患では執筆されてから数年が経っており、この間に得られた重要な知見は残念ながら十分に反映されていない可能性があります。

今回の血液病理研究会では、2017年WHO分類を中心に、“リンパ腫病理診断UPDATE LECTURE”をテーマとして行いたいと思います。対象としてはリンパ腫全般を網羅し、新WHO分類での改訂点、問題点に加え、最新の知見を交えてエキスパートの先生方に講演してもらいます。皆様のご参加を心よりお待ちいたしております。共に議論することで、2017年WHO分類に対する皆さんの理解がより深まることを切に願っています。

平成29年8月

第21回日本血液病理研究会
会長 稲垣 宏
(名古屋市立大学大学院医学研究科)

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