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第61回日本栄養改善学会学術総会

会長挨拶

第61回日本栄養改善学会学術総会の開催にあたって
~8月20日~22日、パシフィコ横浜でお会いしましょう~

会長:中村丁次

第61回日本栄養改善学会学術総会を平成26年8月20日~22日、パシフィコ横浜で開催します。例年より少し早い開催になり、演題募集も例年より早い締め切りになるので気をつけてください。

さて、人類を幸せにする20世紀のキーワードが「専門分化」であったのに対して、21世紀は「連携調整」ではないかと考えています。それぞれの領域を専門分化することにより人間は高度の知識や技術を獲得し、豊かな生活が享受できるようになりました。栄養学も生命科学の一部として専門分化し、現在では食物を一切口にしなくても、管で血液に全ての栄養素を補給して生きていくことができるようになりました。食べられない、消化・吸収能力もない患者さんでも、栄養状態を改善して命をつなぐことが可能になりました。

しかし、このことで全ての栄養問題が解決したわけではありません。大多数の人々は、日常の食物からエネルギーと栄養素を補給して命をつないでいます。そして、その不適正な摂取により、栄養の欠乏障害や肥満・生活習慣病を起こし、そのことが保健、医療、福祉の中に種々の深刻な問題を起こしているのです。しかも、これらの問題は、従来のように単に栄養価の高い食物を供給すれば解決されるのもではなく、食物の生産、加工、分配、選択、調理、献立、配食、摂食、消化・吸収、代謝、活動等と関連し、質の高い健康な食事を実践することは容易なことではないことが解ってきました。3.11東日本大震災の際、私どもは世界中から届けられた山のような食品の前で呆然と立ちすくみ、被災者個々人の栄養状態を取り戻すことがいかに困難であるかを体験したのです。

多様化、複雑化した現代社会の中で、個々人の健康状態、栄養状態を改善するには、もはや一つの専門領域だけで、答を出すことは不可能です。他領域と連携し、それぞれの領域が知識や技術を出し合い、目標に向かって調整していくことが必要になります。私達は、他領域との共同により自分たちの専門領域の壁と限界を乗り越える努力をしない限り、栄養の専門家や専門職としての社会的使命を果たすことができない状況になりつつあると思っています。

今回の学会は、他学会、団体、企業等と積極的に連携し、より確実に成果が上がるように調整していくことを基本方針とし、みんなが集まる「足し算」から、それぞれが調整を図り「掛け算」になるように、統一テーマを「実践栄養の連携と調整」にしました。

随時プログラム作成中ですが、初日の基調講演では、生命や人間の本質と栄養との関係が考えられ、医療・介護における今日的課題を解決するために栄養が果たすべき役割が理解できる内容としました。今日的課題に焦点を合わせた教育講演を数多く用意し、その領域の専門家に講師をお願いする予定です。シンポジウムでは、60周年記念として各栄養関連学会のリーダーに集まっていただき、これからの栄養学のあるべき道を議論していただき、ICD2008記念シンポジウムでは国際栄養士連盟のマーシャシャープ事務局長をお呼びし「科学的エビデンスに基づいた栄養士の実践活動」を話してもらいます。また、改定される食事摂取基準2015、Diet quality、医食農連携の成果、国際栄養、がん、学校給食、地域包括ケア―、女性アスリートの栄養、内臓脂肪、NST、栄養教育、さらに実践栄養の面白さを語る等、多くのシンポジウムを用意しつつあります。

とにかく、参加すれば多くの新たな知識や技術が吸収でき、モチベーションが上がり、元気が出て、自分たちが人生のテーマとして「栄養」を選んだことに誇りがもてる学会にしたいと思っています。私は、栄養が好きで、好きで、大好きです。私と同じように栄養を愛する多くの人々に参加していただき、学会を盛り上げていただけることを切に願っています。なお、連携調整の象徴として、いくつかのシンポジウムは、日本栄養士会、他学会や企業との共催で行い、当学会が終了した翌日の23日には、神奈川県立保健福祉大学で『平成26年度全国栄養改善大会・全国栄養士大会』と『第3回日本栄養学教育学会』を連携開催させていただきます。8月20日~22日に横浜で、23日には横須賀で実践栄養の嵐を起こしましょう。

平成25年10月吉日

第61回日本栄養改善学会学術総会
会長 中村丁次
(神奈川県立保健福祉大学学長)

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