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日本経皮的心肺補助研究会 準備事務局
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E-mail:
pcps@convention.co.jp

本会は経皮的心肺補助法の基礎的研究および臨床的研究を推進し、会員相互の知識および意見の交換をはかり、内外の関連学会との交流を助長することにより、医学および医療に貢献することを目的とした研究会です。

日本経皮的心肺補助研究会

一般演題、シンポジウム(一部公募)の受付を終了いたしました。

PCPSの概要

PCPSの定義

経皮的心肺補助法(percutaneous cardiopulmonary support, PCPS)とは、一般的に遠心ポンプと膜型人工肺を用いた閉鎖回路の人工心肺装置により、大腿動静脈経由で心肺補助を行うものである。大腿動静脈穿刺法という実際の臨床において多用されている血管穿刺手技と、thin-wallカニューレの開発、そして遠心ポンプを用いた閉鎖回路による補助装置の操作性の簡便さなどから、1つのシステムとして広まってきている。ただし、経皮的に穿刺せず外科的に切開して鼠径部からカニューレを挿入しても一般的にはPCPSに含まれる。
また、PCPSという名称は日本では統一されているが、同じ装置を使用しても欧米ではpercutaneous cardiopulmonary bypassや、emergent portable bypass systemなどと呼ばれている。

PCPSの歴史

1983年Phillipsらは、経皮的挿入可能なカニューレと遠心ポンプを組み合わせた閉鎖回路による人工心肺装置を考案し、心停止例に対し緊急心肺蘇生や循環維持を目的に臨床応用を開始した。また、1988年Vogelらは、送脱血カニューレを外科的に大腿動静脈から挿入し、重症冠動脈疾患に対する経皮的冠動脈形成術施行時の循環補助としての使用を報告した。この方法ではsupported PTCAと呼ばれている。本邦でも、1988年頃よりPCPSが広く臨床使用されるようになり、年々使用数が増加してきた。1991年にはPCPS研究会が発足し、PCPSの普及と成績向上に向けた種々の活動を行ってきたが、その成果とともに装置の工夫改良もあってPCPSの臨床的および基礎研究がますます盛んに行われている。

PCPSの装置

PCPSの装置、写真とイラスト(遠心ポンプコントローラー/酸素タンク/バッテリー/熱交換器/遠心ポンプドライブユニット/遠心ポンプ/血液フィルター/超音波流量計/人工肺)

PCPSの本(基礎から最先端までこの1冊で分かる!)

PCPSの最前線「経皮的心肺補助法」好評だった初版「経皮的心肺補助法」を6年ぶりに大改訂。
近年、我が国でのPCPS普及はさらに進み、循環器・呼吸器領域をはじめ、集中治療・救急領域で用いられるに至っています。
本書はPCPSの概要や基礎から、臓器移植、補助人工心臓、各疾患における使用方法などを詳述。また3年ごとに行っているPCPS研究会の全国アンケート調査結果も収録しています。
救急医、集中治療医必読の書。
監修:松田 暉(兵庫医療大学 学長)
サイズ:B5判、152ページ
定価:税込4,620円
発行元:秀潤社

PCPSの概要
(澤 芳樹、平山 篤志、西村 元延)
A総論
PCPSの外科的基準(澤 芳樹)
PCPSの内科的基準(平山 篤志、児玉 和久)
救急領域でのPCPSの基準(兼坂 茂、佐藤 督忠)
PCPS施行に際しての手順(西村 元延)
PCPSの実際(最近のシステム紹介)(又吉 徹)
PCPSの実際(原理と工夫)(小山 富生)
B論
心肺蘇生(伊藤 靖、浅井 康文)
心原性循環虚脱(心原性心停止、心原性ショック)に対するPCPS(長尾 建、三木 隆弘、二藤部 英治)
Supported PTCA(平山 篤志、奥山 裕司、児玉 和久)
非心原性疾患に対するPCPS(田原 良雄、木村 一雄、杉山 貢)
劇症型心筋炎に対するPCPSの有用性と限界(曽根 孝仁)
急性呼吸窮迫症候群(ARDS)(兼坂 茂、佐々木 純)
肺移植手術への応用(盤井 成光、澤 芳樹、松田 暉)
開心術後の応用(田口 眞一、四津 良平)
経皮的心肺補助装置から補助人工心臓への移行(田鎖 治、山崎 祥子、中谷 武嗣)
レジストリー(谷 武嗣)
索引