第36回臨床研修研究会

ご挨拶

第36回臨床研修研究会
会長 西村 誠明
(愛媛県立中央病院 院長)
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このたび、第36回臨床研修研究会を、平成30年4月21日(土)に愛媛県の松山市総合コミュニティセンターで開催させていただくこととなりました。本研究会を初めて、四国で開催することとなり、鋭意準備を進めているところです。

臨床研修協議会は、昭和58年に、「医師の臨床研修に関する調査および研究の促進および連携締結を図り、臨床研修の進歩・発展に貢献し、医師の資質向上と国民の健康増進に寄与する」目的で発足されました。その後、毎年1回臨床研修研究会を開催し、医師の臨床研修に重要な役割を果たして来ました。平成16年より、新医師研修制度が開始され、さらに、本研究会は重要な役割を努めております。

現在、日本の医療を取り巻く環境は急速な変化が訪れており、特に、平成30年は、第7次医療計画に基づく地域医療構想における病床の機能分化・連携や診療報酬と介護報酬の同時改定が行われ、大きな改革の年になります。医師研修でも、専門医制度が専門医の質の向上を目指す教育制度として開始され、専門医の領域を基本領域(基本的な19の診療科)とサブスペシャルティ領域(細分化した領域)に区分し、平成30年4月より、研修が開始されます。研修施設群は、基幹施設、連携施設、関連施設から構成されており、基幹施設はそれぞれの領域のほとんどの到達目標を経験できる施設であること、連携施設は少なくとも到達目標のある項目についてとくに研修することが可能であること、関連施設は、専門医研修の継続的な指導体制が整っており適切な研修が行えることとされており、各施設が準備を進めています。

今回のメインテーマは、「卒後研修の課題と展望~generality & specialty~」とさせて頂きました。シンポジウム1は「卒後研修の課題と展望を考える~臨床実習から臨床研修、臨床研修から専門研修~」をテーマとして、新専門医制度での課題も討論出来るよう考えています。シンポジウム2は「臨床研修における女性医師とサポート体制~キャリアアップと自己選択支援~」をテーマとし、働き方改革が進められている中で、女性医師の問題を考えています。また、ポスターセッションのテーマは、「到達目標を達成するための工夫~多職種連携や病病連携など~」を取り上げて、各施設でのチーム医療や病診連携への工夫を発表して頂きます。

本研究会が、医師教育において、有意義なものになりますよう関係者一同準備を進めています。四国には、弘法大師にゆかりのある四国88箇所巡りのお遍路文化があります。お遍路さまに育まれた“おせったいの心”で大会成功に向けて誠心誠意努めさせていただきますので、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

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