第12回SNNS研究会学術集会
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kitagawa 第12回 SNNS研究会学術集会
    当番世話人 北川雄光
    (慶應義塾大学医学部外科学教室)

 1999年に第1回の本研究会学術集会が開催されて以来、皆様のご尽力によりさまざまな発展がありました。乳癌、メラノーマについてはSN生検が本邦においても保険収載となり、癌の低侵襲・個別化医療に貢献する技術として認知されました。胃癌については本研究会が主体となった多施設共同研究が完了し、早期胃癌においてもSN理論が成立することが示されました。2009年米国臨床腫瘍学会における発表では、この多施設共同研究の成果に対して高い評価を頂き、胃癌のみならず消化器癌におけるSNNS臨床応用への扉が開かれようとしています。

 今回の第12回SNNS研究会は、2002年に続いて第7回センチネルノード国際会議(北島政樹会長)との同時開催となりました。一つの時代が一定の成果をもたらし、新たな時代を迎える区切りの機会となるものと思われます。近年、SNNS研究会では頭頸部、婦人科、泌尿器科などの新領域における発表、会員施設が増えています。また、SN理論に基づいた基礎研究は、癌の転移機構にさらなる知見をもたらしています。そこで、今回の国内・国際学術集会同時開催を機に新たな領域におけるさらなる発展がもたらされることを期待したいと思います。

 本研究会ではより多くの皆様にご参加、ご発表を頂き、きめの細かい低侵襲・個別化癌医療を展開する本邦の活動を世界に向けて発信する絶好の機会と致したいと存じます。皆様のご指導、ご支援を心よりお願い申し上げます。