東京-モスクワ国際医学フォーラム 会期:2018年11月23日(金)~25日(日) 会場:政策研究大学院大学(GRIPS) 想海樓ホール

ご挨拶

東京-モスクワ国際医学フォーラム 2018
~Towards Medical Excellence in Eurasia~

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より格別のご高配を賜りまして厚く御礼申し上げます。

この度、東京-モスクワ国際医学フォーラム 2018を2018年11月23日(金)から25日(日)の3日間、政策研究大学院大学(GRIPS)にて開催致します。

近年の医学・医療の進歩は目覚ましく、新しい病態の解明が遺伝子レベルでなされ、多くの疾患の原因を解明するとともに、治療方法が確立され、人々の健康の増進に大きく寄与し、難病の多くが治る疾患となりつつあります。その一方で、今日なお原因が不明で、治療方法も確立されていない疾患もあり、新しい技術の導入が人類にとって必ずしもプラスの効果だけではなく、予期しない副作用を呈してくる可能性もあると思われます。難病の原因を解明し、治療方法を開発するには、医学はもちろん薬学をはじめ関連諸科学の連携と協力が重要です。今までは病態や原因の解明が困難視されていた疾患も、最近の遺伝子分野における研究成果や、iPS細胞を応用した治療法の研究により明るい未来が見え始め、患者に対する各分野の専門医、看護師、薬剤師などによるトータルケアの成功例も見られるようになりました。こうした方向を更に進め、幅広い研究開発の方途や完成度の高い治療法を確立するためには、各分野の国際的な協力体制が一層不可欠になってきており、官民挙げての積極的な国際協力活動が望まれています。

一般財団法人難病治療研究振興財団(JMRF)は、国際交流を通じ、中国、東南アジアはじめユーラシア地域でリーダーシップを発揮する人材の育成と難病の征圧を目的とした種々の活動を行って来ました。ロシアとの国際交流の一環として、免疫学やリウマチ学などの研究で最前線にいる臨床・基礎の各国研究者を集めて2014年と2016年にモスクワで開催した国際会議は重要な科学的成果を収めました。その経験を生かして次の日露国際医学会議を2018年に日本で開催することになりました。

2018年は日露両政府の合意により、「日本におけるロシア年とロシアにおける日本年」として位置付けられており、各種の記念行事が日本とロシアでそれぞれ挙行される予定ですが、医学・医療分野では、「東京-モスクワ国際医学フォーラム2018」が「日本におけるロシア年」記念行事として推奨されました。難病を取り巻く環境は各国とも厳しい現実がありますが、難病治療に対するトータルケアの研究が難病治療対策の大きな流れになってきています。さらに、バイオ医薬品の適応拡大、DNAワクチンの研究開発、ポストバイオ治療の基本戦略などを骨格として難病対策の新規プロジェクトが推進されております。

このような日本の医学・医療の最先端の進歩についての情報を発信するとともに、ロシアとの国際交流を通して、医学・医療が抱える日露の現状と将来展望について相互理解を深める機会とするため、次の要領で開催される「東京-モスクワ国際医学フォーラム 2018」に対して、ご協力ご支援のほどを何卒よろしくお願い申し上げます。

東京-モスクワ国際医学フォーラム2018
組織委員会 委員長
西岡 久寿樹
(政策研究大学院大学 シニアフェロー)

page top