第50回 日本肺癌学会九州支部会
会長挨拶
第50回 日本肺癌学会九州支部会 会長 渡辺 憲太朗
第50回
日本肺癌学会九州支部会 会長
渡辺 憲太朗
(福岡大学医学部呼吸器内科)
 2010年7月10日(土)に第50回日本肺癌学会九州支部会を開催させていただくことになりましたので、一言ご挨拶申し上げます。
 ご存じのように肺癌取り扱い規約の改訂版は2010年に発刊される予定になっていますが、先鞭を切って2010年1月からその基本骨格をなす改訂病期分類が、従来の分類に代わって臨床現場の肺癌診療に適用されることになっています。今回の約束事はより細分化されており、慣れるまで臨床現場は病期分類を記した小冊子とにらめっこが続くことになるでしょう。
 今回の九州支部会の特別講演にお招きする愛知県がんセンター副院長 光富徹哉先生は、日本肺癌学会・肺癌取り扱い規約委員会・TNM分類委員会委員長をお務めになっています。先生にはタイムリーな今回の規約改訂に関するお話しを委員長の立場からご講演いただく予定です。福岡大学病理学講座教授の鍋島一樹先生にも、ご専門のお話しを交えてご講演いただく予定にしています。
 今回の支部会は、最近のエコブームにあやかり、“コンパクトだが内容は充実”をモットーに、福岡大学キャンパス内の講義棟(A棟)を利用し、会期も1日とさせていただきました。昨年永安武先生が長崎で開催された支部会は、大変充実した実り多いものでした。今回も前回同様、多くの演題を応募いただきますようお願い申し上げます。いうまでもありませんが、福岡大学は地下鉄七隈線が開業したおかげで福岡市中心部からのアクセスが格段によくなりました。どうぞお隣の先生やローテーションで研修中の若い先生にもお声をかけていただきたく存じます。
 我々スタッフ一同は文字通り“コンパクトだが内容は充実”にふさわしいエコな支部会になるよう、ない知恵を絞って懸命に準備しているところです。より多くの先生方がご参加いただきますよう、教室員一同心よりお待ち申し上げています。
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