会期:2018年6月8日(金)・9日(土) 会場:神戸国際会議場・神戸ポートピアホテル 会長:長束 一行(国立循環器病研究センター)

会長挨拶

会長:長束 一行

第37回日本脳神経超音波学会総会を2018年6月8日(金)、9日(土)に神戸国際会議場にて開催させていただくにあたり、会員の皆様にご挨拶を申し上げます。

私自身、卒後医師に成り立ての頃から頸動脈超音波検査を研修する機会に恵まれ、脳神経超音波検査はlife workにしてまいりました。本学会も1990年頃、まだ研究会であった時代より参加させて頂き、ほぼ皆勤で参加してまいりました。この伝統ある学会を開催させていただけることは、身に余る光栄と感じております。

今回は他学会との共催に力を入れ、総合テーマを「超音波で繋がる」として、特別講演、教育講演、6つのシンポジウム、ランチョンセミナーと、脳血管・脈管・神経筋の超音波検査のハンズオンセミナーを企画しております。

特に目玉として、日本超音波医学会第91回学術集会(6月8日〜10日)と同じ会場で同時開催をすることにいたしました。日本超音波医学会(日超医)はご存じの通り巨大な学会であり、超音波に関するあらゆる領域の多職種が参加しています。日本脳神経超音波学会といたしましても、日超医との関係は長年の懸案事項で有ります。おそらく医師会員の2-3割程度、コメディカル会員の半数近くは両学会の会員でもあるかと思いますが、参加されたことのない方も多いと思います。両学会の会員には割引サービスも考えていますし、日超医の会員でない方も入場できるように交渉中です。他領域での超音波の活用を目にすることは、研究面・診療面でも新たな発見ができる可能性があると思いますので、この機会に是非日超医ものぞいてみて下さい。

特別企画やシンポジウム、学会に参加して得るものが少しでも多くなるよう企画中です。日超医との合同企画は勿論のこと、これまであまり関わりのなかった日本超音波検査学会に関しても、来年度の会長が国立循環器病研究センターの田中副技師長でありますので共同企画を作成する予定です。これを機会に同学会との関係を深めていければと考えています。

第37回日本脳神経超音波学会総会
会長 長束 一行
国立循環器病研究センター 診療支援部

このページのトップへ戻る