第105回日本循環器学会中国地方会の開催にあたって

この度、日本循環器学会の第105回中国地方会を2014年12月6日 (土) に山口県宇部市のANAクラウンプラザ宇部で開催させて頂くことになりました。伝統ある学会の会長を務めさせて頂きますことを大変光栄に存じております。

本学会は、中国地方で循環器疾患の診療に携わる内科系・外科系の医療関係者が一同に会し、循環器疾患に関する基礎・臨床研究や症例報告などを発表し議論する場ですが、一方で、若手の医師、研修医、学生らによる発表を通じて、若い才能を育むことも本学会の重要な役割の一つです。さらにコメディカルの方々にも多くの演題を発表していただき、循環器医療に携わる多職種間で情報を共有し交流を深める場としても重要です。

プログラムとして、一般演題、Young Investigator’s Award (YIA)セッション、教育講演、「医療安全・医療倫理に関する講演会」DVDセッション、研修医セッション、コメディカルセッションなどを予定しています。教育講演は、内科系では北海道大学　筒井 裕之教授、外科系では京都府立医科大学　夜久 均教授をお招きし、循環器病学に関する最新の話題をご講演いただきます。さらに翌日の12月7日（日）には「心臓病から命を守る」と題して市民公開講座も企画しています。

皆様方におかれましては、本会の開催趣旨をご理解いただき、ご支援・ご協力をお願い申し上げる次第です。12月初旬の宇部市はまだそんなに寒くなく、海の幸も豊富です。是非、多くの皆様方のご参加をお待ちしています。

第105回日本循環器学会中国地方会
会長　矢野 雅文
（山口大学大学院医学系研究科　器官病態内科学）