謹啓 時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 第11回日本ロボット外科学会学術集会を、2019(平成31)年1月25日(金)から26日(土) の2日間、名古屋市(名古屋コンベンションホール)にて開催させて頂くことになりました。本学会を当教室がお世話させていただくことは初めてであり、大変光栄なことと存じております。
 本会のテーマは「ロボット外科の叡智と新たなる挑戦」と決めさせて頂きました。
 高度なIT技術を駆使した内視鏡手術支援ロボット、ダヴィンチをはじめ、数多くの先端医療機器が開発され、神の手といわれたエキスパート医師が行う開創手術や内視鏡手術の限界を超える精密で確実な手術が可能になりました。現在、この内視鏡手術支援ロボット、ダヴィンチはわが国では300を超える医療機関に配置され前立腺癌をはじめとする各臓器の悪性腫瘍根治術などに用いられており、やがては外科手術にはなくてはならない存在になろうとしております。現状での保険適応疾患は未だ前立腺癌と腎臓癌に限定されておりますが、当然の如く広範な疾患をカバーするため、様々な周辺機器並びに薬物療法との併用療法が必要となります。
 ダヴィンチを使用した多くの手技が保険適応となり、標準医療化されるものと思われます。
 また、ダヴィンチ以外の手術用ロボットも国産メーカーを含み様々開発の途上にあります。これらも徐々にその概要が明らかになりつつあり、今後ロボット手術の裾野を拡げる意味に於いても重要であり、その動静が注目されます。
 本学会ではテーマに関連して、シンポジウムを企画しました。またサテライトシンポジウムやイブニングシンポジウムでは腎癌、前立腺癌、排尿障害、尿路性器感染症などを取り上げさせて頂きます。一方、医療安全に関する教育プログラムや緩和医療に関する特別講演なども企画しております。
 末筆ではございますが、先生方の今後ますますのご活躍を心よりお祈り申し上げます。

謹白
第11回日本ロボット外科学会学術集会
会長 白木 良一
(藤田保健衛生大学医学部 腎泌尿器外科学講座 教授)
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