会長挨拶
  第68回日本泌尿器科学会中部総会
会長 後藤 百万
(名古屋大学大学院医学系研究科 泌尿器科学 教授)


 謹啓
 この度、第68回日本泌尿器科学会中部総会の会長に推挙され、来る平成30年(2018年)10月4日(木)から7日(日)の4日間、名古屋国際会議場にて同学会総会を開催することになりました。
 名古屋大学泌尿器科主宰による同中部総会の開催は、1982年(第32回中部総会)の三矢英輔教授以来36年振りとなります。
 泌尿器科は小児から高齢者、良性疾患から悪性疾患、また内科的疾患から外科的疾患まで巾広い領域の多岐に渡る疾患を扱い、多くの専門分野を内包するメジャー診療科となっています。また、泌尿器科は薬物治療、外科的技術、再生治療、医療機器などのイノベーションが最も発展している診療科といっても過言ではなく、膨大な知識と技術が集積されています。本中部総会では、単に学術集会を開催するにとどまらず、メインテーマを「泌尿器科の知と技:極意の伝承」として、蓄積された泌尿器科における知識と技術を集約し、その極意を次世代に伝える重要な役割を果たすような学術大会にするべく名古屋大学泌尿器科同門すべての力を結集する所存です。  
 多数の先生方にご参加いただき、実り多い学会になるよう、事務局一同心からお待ち申し上げております。

謹白