定員に達しましたので締め切りました。

第106回日本循環器学会九州地方会エコー講習会を、6月27日(土）に開催します。
内容は以下のとおりとなります。
本セミナーは、事前参加申し込み者対象（定員制）です。なお、受講にあたっては当日第106回日本循環器学会九州地方会参加費（2,000円）が必要となります。
定員（30名）になり次第、締切させていただきます。

【日時】	2009年6月27日（土） 講　　　演： 血管エコー 13：15～13：45   心エコー 15：15～15：30 ハンズオン： 血管エコー 13：45～15：15   心エコー 15：30～17：15
【会場】	講　　　演： 3階　33会議室 ハンズオン： 3階　32会議室
【申込方法】	氏名、所属、連絡先（住所、TEL、FAX、E-mail)を明記の上、下記アドレスにてお申し込みください。追ってご連絡申し上げます。 ※3日以内に連絡がない場合は下記お問合せ先までご連絡ください。 Email: k-jcs106@convention.co.jp
【受付期間】	4月1日（水）～6月19日（金）
【お問合せ先】	第106回日本循環器学会九州地方会 運営管理事務局 日本コンベンションサービス(株)九州支社 電話：092-712-6201　FAX：092-712-6262 E-mail：k-jcs106@convention.co.jp

ビギナーのための心臓血管エコー講習会

◆血管エコー講習会   インストラクター：原田　敬（北九州市立八幡病院　循環器科）   　今回、尾辻会長の発案で、血管エコー初心者の医師を対象とした講習会を開催することになりました。私は、血管エコー検査を日常自ら行っている循環器医です。血管エコーは、多くの施設では、検査技師の仕事かもしれません。一方当院では、検査技師・医師両者が行う、心エコー同様の”普通の”検査です。我々循環器スタッフは、日常遭遇する心疾患の中に、末梢血管疾患が隠れていることを、血管エコーを通じ数多く経験しています。この経験をもとに、今回は、頸動脈と腎動脈エコーについて解説します。 腎動脈エコー検査は、難治性高血圧や腎機能障害の原因の一つである腎動脈狭窄症の診断や、腎実質障害評価の目的で行います。方法は、ドプラーエコーを用いた血流波形の評価が中心で、通常の心エコー装置でも施行可能です。頚動脈エコー検査は、内膜肥厚・プラーク観察による動脈硬化評価や、頚動脈狭窄症診断の目的で行います。高周波リニアプローベを用い、断層やドップラーエコーで評価します。その結果は、治療選択の参考にするだけでなく、患者教育にも有用なツールです。いずれの検査も、方法論は単純明快で、慣れれば難しくはありません。 研修医やレジデントだけでなく、血管エコーは初めてという循環器医も多いでしょう。講習会では、最初に、血管エコー検査の適応・検査方法・レポート記載方法・実例などの簡単な解説を行います。しかしまずは体験していただくことが大事ですので、エコー装置を複数準備したハンズオン中心の予定です。多くの先生方のご参加を期待しています。       ◆心エコー講習会   インストラクター：竹内正明（産業医科大学　第二内科）   　この度日本循環器病学会地方会の一環として、初心者の医師、技師を対象とした心エコーのハンズオンセミナーを企画しました。心エコー図検査は、その非侵襲性、多様性から循環器を志す医師にとってマスターすべき必要不可欠な検査です。しかしこの検査を限られた時間の中で的確に行うためには常日頃からの修練が必要です。心エコー図検査の最大の特徴はエコー室のみならず、ベッドサイドで施行でき、その結果をその場で判定できることです。そこで今回はまずベッドサイドで、心エコー図検査法を施行した際に、習得すべき最低限の手技、(1): 基本断面の描出、(2): E/E’の測定、(3):コメットサインの記録、判定に関して、実技を中心に解説したいと思います。心エコー図検査を始めて間もない医師、技師の方、あるいはベッドサイドにおける診断、治療の一環としてポータブル型心エコー装置の導入を考えていられる先生の参加をお持ちしております。     （↑このページのトップに戻る）