第34回日本義肢装具学会学術大会 2018年11月10日(土)~11日(日) 名古屋国際会議場

大会長挨拶

第34回日本義肢装具学会学術大会
大会長 近藤 和泉
国立研究開発法人国立長寿医療研究センター
リハビリテーション科部 健康長寿支援ロボットセンター
 

 

 

この度、第34回日本義肢装具学会学術大会を2018年11月10日(土)~11日(日)に、名古屋国際会議場において開催いたします。

 

一般社団法人日本義肢装具学会は、義肢装具等の技術の進展と知識の普及等に関する事業を行い、学術文化と障害者の福祉の向上に寄与することを目的として活動している学術団体であり、義肢装具士を中心とした多職種により構成されています。1968 年に発足した義肢装具研究同好会を前身として2013年には一般社団法人資格を得ております。2017 年8 月現在の会員数は2,506 名で、その内訳は医師449 名、義肢装具士1,200 名、製作技術者52 名、理学療法士456 名、作業療法士91 名、エンジニア86 名、学生74 名、その他98 名となっており、その活動範囲は義肢・装具にとどまらず、支援機器および最近ではロボットまでにも広がっております。

 

一般社団法人として本学会が行う事業は、学術大会の開催、研修セミナーの開催、学術誌の刊行、発展途上国への支援、国際標準化機構・国際義肢装具協会への協力などがありますが、年一回開催する学術大会が最も重要な活動であります。

 

愛知県での本学術大会は、平成24年に現藤田保健衛生大学副学長の才藤栄一先生が第28 回大会を主催されております。才藤栄一先生を嚆矢とし、これまで学術大会を開催・成功させてこられた歴代の大会長のご功績を思うと、多大な責任を感じておりますが、それと同時に第34回の学術大会を開催できることは、私にとって大きな喜びでもあります。

 

皆様のご来場を心よりお待ちしております。